三上延 『ビブリア古書堂の事件帖4 栞子さんと二つの顔』 ― 2013/02/27

三巻目で私が予想したように、栞子さんのお母さんが登場しました。
珍しい古書に関係する特別な相談にのることになり、依頼主の家に行ってみると、江戸川乱歩の作品が掲載されていた雑誌のナンバーも含めて、彼の書いた作品がすべて揃っていました。
特別な相談とは、3重にロックされた金庫を開けるということでした。
まず、鍵を開け、次に決められた文字のボタンを押さないと金庫は開きません。
鍵の在り処も、パスワードもわからないのです。
そんな時に行方不明だった栞子の母親の篠川智恵子が現れます。
依頼主は智恵子がビブリア古書堂にいた頃のお客で、金庫の中に入っているものに智恵子は興味があるようでした。
栞子と智恵子の対決はどうなることでしょう。
母親失踪にたいした理由はなさそうで、ちょっとガッカリしました。
最後にお母さんはどこかに行ってしまい、もっと引っ掻き回してくれるのかと思ったのに、残念です。
これから話は栞子と大輔の物語になるのでしょうね。
家の犬、味がわかるようです。
うんちが固いので、今まで食べていた餌に、同じ会社の人参の入った餌を混ぜると、新しい餌を一粒だけ床の上に置き、味見をしていました。
その後、一回だけ同じことをしました。
味が気に入らないとよけて食べるつもりなのかしら。
餌なんてどれも同じだと思っていたのですが、違うんですね。

エリザベスカラーもとれて、相変わらずやんちゃです。
去勢すると太ると聞いたのですが、今のところ太る気配はありません。
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