矢崎存美 『ぶたぶた洋菓子店』2013/07/13



ぶたぶたシリーズの最新作です。
今回のぶたぶたさんは、洋菓子店「コション」のパティシエになります。
「コション」とはフランス語で「ぶた」という意味だそうです。
表紙の絵はぶたの顔形をしたマカロンです。
かわいいですね。

「コション」は地元で有名な洋菓子店。
パティシエを見たことのある人が誰もいません。
高校生の三人組、河合優流、岸利融、森朔也は『全日本高校生スイーツ競技会』にでることにしましたが、自分たちの作るものに自信がありません。
そういうわけで、「コション」のパティシエに協力してもらいたいと思い、パティシエに会いにいきますが、会わせてもらえません。
仕方がないので、アトリエから店にお菓子を運んでいる車の後をつけていき、やっとパティシエに会うことができました。
そう、パティシエはぶたぶたさん。
彼の姿を見ると、そちらの方が話題になってしまい、お菓子の味がちゃんと評価されないのではないかとぶたぶたさんは思って自分の姿を隠していたのです。
そろそろ表に出たいと思っていたぶたぶたさんは、喜んで高校生たちに協力することにします。

出てくるマカロンとマドレーヌ、ラスクが食べたいですわ。
本当においしいマドレーヌって、ちゃんとした洋菓子店のものじゃなきゃならないような気がします。
私の好きなものは、バターの味がしっかりしたものです。
ミルクと一緒にというよりも、私はカフェオレと一緒に食べたいです。
明日、マドレーヌを買いに行こうかしら?