M.C.ビートン 『アガサ・レーズンと貴族館の死』2014/05/13



いつも元気なわんこです。
りりしい(?)後ろ姿。
こうやって外を見ています。
夫は家の犬はスタイルがいいと自画自賛していました(笑)。

アガサ・レーズン・シリーズの四作目。


ロンドンで半年、コッツウォルズで半年という私的にはうらやましい生活をしている元PR会社経営者アガサは、ロンドンの生活を終えてホッとしていました。
仕事が楽しめなかったのです。
カーズリーの村に戻ってやっと望みの生活ができると喜んだところに、アガサを仕事に戻るように説得せよとの社長の命を受けたロイが現れ、予定が狂ったところに殺人事件が起こります。
ハイキングクラブの女性が貴族の領地で殺されたのです。
何故かアガサが戻ると殺人事件が起こるのですねぇ。
ハイキングクラブの仲間である物理教師のデボラから事件を調べてもらいたいとの依頼が舞い込みます。
アガサは隣のイケメン、ジェームズと夫婦のふりをしてハイキングクラブの人たちに近づきます。

仕事ではスーパーウーマンのアガサが貴族というだけで怯んで、いつもの調子がでないというのがおもしろいですね。
アガサを怖がらせる英国執事はさすがです。

最期に意外な結末があり、びっくりしました。
男は追いかけるな。追いかけさせろってことですか。

次はアガサの過去があきらかになるようです。
たぶん彼女の・・・が死ぬのかな?
アガサのパワーが落ちてきて、ちょっと残念ですが、幸せになってもらいたいですね。
アガサは中年女性のアイドル(かな?)ですから。