碧野圭 『書店ガール3 託された一冊』 ― 2014/05/30

『書店ガール2』で吉祥寺のペガサス書店から大手書店に転職した理子と亜紀のその後です。
店長として成長した理子はエリア・マネージャーに昇格し、吉祥寺店だけではなく東日本エリアの八店舗を担当することになりました。
現在は新しく傘下に加わった仙台の老舗である櫂文堂書店のリニューアルのために仙台に出張中です。
どうも理子はスタッフから歓迎されていないらしい上に、書店界では有名な、スタッフからも慕われている店長代理の沢村とも打ち解けられずにいます。
しかし、ひょんなことから沢村と一緒に被災地の東松島市図書館に行くことになり・・・。
一方亜紀は無事に子供が生まれ現場に復帰しましたが、子育てと不慣れな経済書担当になったおかげでてんてこ舞いの毎日を送ることになります。
本社に異動してはどうかという話もあり、迷う亜紀です。
そんな時にバイトの愛奈から話しかけられます・・・。
被災地と東京の書店がどう繋がっていくのか。
そして、理子と亜紀はどう仕事人として成長していくのか。
このシリーズ、ずっと続いていくのでしょうか?
次は亜紀の子が幼稚園に入園してお母様たちとどうかかわっていくかになるのでしょうかね。
私としては亜紀がまともな(?)社会人になってしまい、ちょっとつまりません。
ぶっとんでいる亜紀の方がかわいくてよかったのにね。
人は守らなければならないものが増えると冒険をしなくなるものですね。
私は石橋を渡るのに思いっきり叩いて割ってしまうぐらいですが、思い切って仕事を辞めてよかったと思っています。
9月から仕事はできる見込みでしたが、それ以前にいい条件のところがあったので応募したら、すぐに決まってしまったのです。
今となっては、引越やらなにやらで実際にゆっくりできたのは一か月もなかったのが残念です。
今度は今までとは違った働き方ができるような気がします。
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