田丸深久 『眠りの森クリニックへようこそ 「おやすみ」と「おはよう」の間』2019/02/20



眠れない人が読んでみると、眠れるヒントが・・・ありません。
全くそういう本ではありませんから、間違って買わないでください。
蜂蜜入りのホットミルクを飲むとかアロマオイルを使うぐらいしか描いてありませんよ。

札幌の藻岩山の麓にある睡眠外来専門のクリニックに勤める有間薫のお話。
両親が交通事故で亡くなってしまったため、高校生の弟と古いアパートに貧乏暮らし。
大きい病院の医療事務をしていたのですが、合歓木医師がクリニックを開くにあたり、彼のクリニックに転職することにします。
色々とありますが、優しいクリニックや近所の人々に囲まれ、薫はなんとか暮らしています。

舞台が札幌だからどんなかなと思って読みました。
ライトノベルかと思っていたら、キャラクターノベルだそうです。
色々とジャンルがあるのね。
強烈にキャラ立ちしているのは合歓木医師と鍼灸師の空田直人ですね。
その点、主人公の薫はいたって普通。
合歓木医師といい感じなので、続きがあると最後はハッピーエンドになるのかな?

嫌なキャラの人が出てこないほんわかした内容なので、暇な時にどうぞ。
(この頃、そういう本が多いわね)

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