友井羊 『スープ屋しずくの謎解き朝ごはん5 こども食堂と家族のおみそ汁』 ― 2019/12/13

サクサクと読めるので、五巻まで読みました。
スープ屋「しずく」のシェフ・麻野は子どもが理不尽な目に遭っていると、それを許さず、子どものために動いてくれます。
今回は子ども食堂と関わりを持ち、食事を作りに行きます。
子ども食堂には様々な子どもがやってきて、それぞれ隠された家庭の秘密がありました。
実は子ども食堂への協力を要請してきた青年の省吾は麻野の母親の知り合いでした。
麻野は自分の少年時代に負った傷と向き合うこととなります。
相変わらず進まない麻野と理恵の関係ですが、ひょっとして麻野も・・・と思える場面もありました。
こういう本では上手く行くと終わりという法則がありそうですから、シリーズが続くためには仕方がないのかもね。
そうそう、4巻で仕事を選ぶ上で参考になる言葉がありました。
「ストレスを感じないという基準で仕事を選ぶ手もあると思いますよ」
「どんな仕事でも困難には必ず遭遇するでしょう。それを乗り越えるときに負担が少なければ、より大きな仕事に取り組めるはずです。それはさらなる成長や達成感の獲得に繋がると思います。それにストレスが減ればプライベートも充実し、仕事にも還元されるはずです。無理に余計な苦労を背負い込む必要はないと思います」
ストレスをあまり感じない仕事を選ぶということは大事だと、この頃つくづく思います。
私なんか、いつも仕事にストレスを感じてしまい、疲れ切っています。
ストレスが最小の仕事って何か、よ~く考えてみますわ。
最近のコメント