マイ・ゴールとは「死に様」をどうするか2007/06/13

「死に様」とは、たまたま聞いた講演で、ネイチャリストの方がマイ・ゴールをこう言っていました。
(因みに「マイ・ゴール」とは土曜日か日曜日の6時頃に『夢の扉』という番組で、いろいろな活動をしている人が、最後に書くものです)

「星野とも話したのですが、死に様をどうするかということです。星野は熊に食われて死にたいと言っていましたが、僕はフィールドで死にたいですね」

星野とは、写真家の星野道夫さんのことです。
彼は星野さんと友だちだったそうです。
北海道の湖で、氷の家を造り、1年のうち1~2ヶ月ぐらいその中で暮らしていたそうです。
外がマイナス31度ぐらいでも、家の中はマイナス16度ぐらいで、暖かくて、服を脱いだなどと、当たり前のことのように言っていました。
今も、クーラーもストーブもない暮らしをしているそうです。
彼の作った氷の建物の写真を見せてくれたのですが、露天風呂やバーなんかもあって、寒そうですが、一度行ってみたいなと思いました。(暮らしたくはないですが・・・)

「氷の家は作っては駄目。作ると壊れます。氷を育てるのです」

人間もそうですが、無理に作ると壊れやすく、育てるとすくすくと伸びていくのではないでしょうか。

会社員などできないと言っていましたが、私なんかもそうですが、こんな所で仕事を出来ないと思いつつ、我慢して続けていますよね。
彼のように、潔く、自分の生きたいような生き方をしている人は幸せでしょうね。
大学に行くだけが人生ではない、そう言っていました。

どう死にたいかを考えることは、どう自分が生きたいかということにも通じますね。
自分の死に様を考えると、どうなるんでしょうか?ちょっと考えてみますわ。

ネイチャリストとは、崎野隆一郎さんでした。