ケリー・ヨストのピアノ2007/06/09

『地球交響曲第六番』に出演していたピアニスト、ケリー・ヨストのCDがこの頃のお気に入りです。
私は休日にはよく眠れるのに、仕事がある前日には熟睡できないという、変なクセ(?)らしきことが、仕事についてからずっとありました。
相棒は疲れていないからだと言いますが、そうではないのです。
仕事に行かなくてはならないという、緊張感から眠れなかったのです。
『地球交響曲』を観たときに、サウンドトラックを買ってきて、寝るときに聴くようにしました。
水滴の音から始まり、シタールの響き、そして鯨の声、ケリー・ヨストの弾くピアノ・・・。
クラシックのことは全くわかりませんが、ピアノの音が、暗闇から見える一筋の光のように、自由に舞っています。

彼女はアイダホの小さな町にくらし、環境保護にかかわりながら、CDを販売する会社を経営しています。
映画では、彼女のくらす家でピアノを弾く姿が映っていたのですが、その家の美しいこと。
窓が大きく、外の木々が見え、自然と共にくらしていることがわかります。
彼女の住んでいる家のような家に住みたいと思いました。

彼女は「私の使命は音楽の通り道になることです。そのために、可能な限り、自分自身を清め、自分の波動を整えて透明になりたい、と思っています」(映画のパンフレットによる)と言っています。

彼女のピアノは、「ピュア」という言葉がぴったりかもしれません。
寝るときに、彼女のピアノを聴くようになって、1ヶ月。
不思議なことによく寝れるのです。
心が彼女の弾くピアノの音に共鳴して、緊張感が無くなったのかもしれませんね。