ドロシー・ロー・ノルト 『ドロシーおばさんの大事なことに気づく』2007/06/18

       Pathways of Discovery

 Discovery happens when you are what you say you are.
 Discovery happens when you put your all into what you do.
 Discovery happens when what you own is less important.
 Discovery happens when you open yourself to change.
 Discovery happens when you allow yourself time.
 Discovery happens when you make room for your creativity.
 Discovery happens in a quiet room or a bysy street.
    (略)
 Discovery happens when you learn from your mistakes.
 Discovery happens when you take a new pathway.
 Discovery happens all around you.
 Be part of it-be one with it.
 Discovery happens
 Discover discovery
 and
 You will discover yourself.

ドロシーおばさんの詩から綴られた、三冊目の本です。この本が第一巻だったようです。

加藤諦三が、大事なことに気づかない人たちとは、第一にナルシストであり、第二に神経症者だということを基に文を書いています。
自分がナルシストであるかないか。それはなかなかわからないことです。
ナルシストの判断基準が出ていました。
Henry Murrayの規準は、「いつも自分は他人にどのように映っているかを考えている。自分は他人にどのような印象を与えているかを大変きにしている」。第二に、「人から笑われ、ちょっと注意されると、すぐに傷つく」。第三に、「自身のことをよく話す。自分のした経験、自分の感情、自分のアイデアについて、よく話をする」です。
別のRaskinとHallの規準は、第一は「とにかく注目の的になることが好きである」、第二に「『私は特別な人間である』と思っている」、第三に「他人に色々と期待する」、第四、「人の幸福が羨ましい」、第五、「私が値するもの全てを得なければ満足できない」。
ナルシストは自己執着のことだそうです。本当の自分とは、自己執着する自分の逆だといいます。
私たちはみな、少なからず、ナルシストな面を持っているんではないでしょうか。
自分が「どう生きていいか」わからなかったり、「好きなことがわからない」という人は、一度本当の自分に気づき、自分に出会うことが必要なようです。

この本で、なるほどと思ったところがあります。
仲間と心の中で別れるということです。

「困った人たちと接しなければ生きていけないのが、この世の中です。心で相手との関係を断ち切っていれば、肉体的に疲れることはあっても、悔しくて眠れなくなることはないはずです」

なんか合わないな、と思いながらも、一人になるのが嫌だから、人と付き合う事ってありませんか?私もありました。
今は一人の世界を楽しんでいます。
心が満足するように、大事なことに気づけるようになれたらいいですね。