BS世界のドキュメンタリー 「クワイア・ボーイズ」を観る2008/11/18

月曜日から四夜連続で放送されているのが、イギリスのドキュメンタリー番組『クワイア・ボーイズ』です。
男子校のランカスター校(12歳~15歳ぐらいの生徒がいるようです)にギャレス・マローンという20代(か30代?)の教師免許もない男性がやってきます。
彼は8ヶ月で合唱団を作るという使命をおびています。
ランカスター校はスポーツの盛んな学校で、生徒の大部分が合唱なんか女の子のやるもんだという考えを持っています。
ギャレスはこの考えを変え、歌うことを好きになってもらいたいと思っています。
今好きになると、これからの人生をより豊かに生きることができると思っているからです。

まずギャレスは最初に週八時間の音楽の授業を持ちます。
イギリスでは教師免許を持っていなくても、教師が同席すれば授業ができるそうです。
最初はまあまあの出だしで、意欲的だったギャレスですが、だんだんと教えることの難しさを知ることになります。
やけになって、授業の後に悪態をついている姿には笑っちゃいましたが。
まあ、そんなものでしょうね。
休み時間には積極的に歌の上手いという子に近づき、合唱をやらないかとリクルートするのですが、なかなか上手くいきません。
朝礼で歌うと、生徒の何人かはクスクスと笑う始末。
でもギャレスはくじけません。
朝礼で毎回生徒を歌わせることにします。
少しずつ彼の努力も報われるようになり、合唱団には180人もの生徒が登録しました。

練習を続けるうちに、だんだんと生徒の方も緊張が解けてきます。
練習に身が入らなくなっていくのです。
これではいけないと、教師と親たちの行事「サマーショー」で合唱団のデビューを企てます。
小学生の時は歌うのに、中学生になると歌わなくなるというのは、どこでも同じなのですね。
ちょうどこの頃に男の子に声変わりがあるせいかもしれません。

ギャレスがなんとも頼りなさそうな男性なのですが、結構ねばり強い人です。
教師の合唱団を作り、学年主任で体育教師のフォアマン先生を、生徒を利用して無理矢理勧誘するところなんか、やるなという感じでした。
イギリスの悪ガキ、おっと失礼、男の子の姿などを見ていると、男の子は世界各国共通だと、つくづくと思います。
後2回ありますが、さてさて、ギャレスの思い通りになるのか、楽しみです。

コメント

コメントをどうぞ

※メールアドレスとURLの入力は必須ではありません。 入力されたメールアドレスは記事に反映されず、ブログの管理者のみが参照できます。

※なお、送られたコメントはブログの管理者が確認するまで公開されません。

名前:
メールアドレス:
URL:
コメント:

トラックバック

このエントリのトラックバックURL: http://coco.asablo.jp/blog/2008/11/18/3959337/tb

※なお、送られたトラックバックはブログの管理者が確認するまで公開されません。