研究者 浅川智恵子―「あきらめなければ 必ず道はひらける」 ― 2010/01/14
NHKのプロフェッショナルに全盲の研究者、浅川智恵子さんが出ていました。
彼女は日本IBM東京基礎研究所で働いており、専門は「情報アクセシビリティの研究」(アクセシビリティ技術とは障がい者や高齢者を含むすべての人が自由にIT機器を操作できるようにするための技術のこと)で、世界で始めてホームページを音声で読み上げるソフトを開発した人です。
彼女は14歳の時にプールで右目をぶつけたことをきっかけに、だんだんと目がかすれて見えなくなりました。医師にも原因がわからなかったそうです。
高校受験では、普通科には全盲の子を入れた前例がないということで受け入れてもらえず、盲学校へ行きました。
盲学校で点字を学び、教科書を読めるようになるにつれ勉強が楽しくなり、大学の英文科に入学し通訳を目指しますが挫折。
職業・生活訓練センターでプログラミングの勉強を始めます。
彼女の転機は25歳の時。
英語の点字翻訳ソフトの開発にかかわったことです。
「目の見えないことが強みになる」と気づいたのです。
彼女は今日本で3人目のIBMの最高技術職であるIBMフェローになって、7人の部下を率いるリーダーとして働いています。
彼女のいうプロフェッショナルとは・・・
「不可能と思える課題であっても、それに挑戦して努力し続けられる人。そして、その結果として、その自分のそれぞれの技術エリア、技術レベルを、一歩も二歩も前進させて、次の世代に引き継いでいくことができる人」
彼女は今日本で3人目のIBMの最高技術職であるIBMフェローになって、7人の部下を率いるリーダーとして働いています。
彼女のいうプロフェッショナルとは・・・
「不可能と思える課題であっても、それに挑戦して努力し続けられる人。そして、その結果として、その自分のそれぞれの技術エリア、技術レベルを、一歩も二歩も前進させて、次の世代に引き継いでいくことができる人」
現在視覚障害者で点字が読める人は1割しかいないそうです。
14歳で全盲になり、高校で点字を勉強した浅川さんでさえ覚えるのが大変だったそうです。彼女がどれほど努力したことか・・・。
誰でも彼女のようにできるわけではないし、そうしなければならないわけでもないですよね。
彼女はとっても負けん気の強い人なのでしょうね。
誰でも彼女のようにできるわけではないし、そうしなければならないわけでもないですよね。
彼女はとっても負けん気の強い人なのでしょうね。
彼女は自分のやれる限りを尽くし、淡々と自分の道を歩いてきたように見えました。
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