新国立劇場バレエ公演 「カルミナ・ブラーナ」2010/05/01



新国立劇場に行ってきました。
水が流れているのがいいです。この水、循環しているのでしょうね。
 
5月1日(土)14時  《オペラパレス》

 「ガラントゥリーズ」
振付:デヴィッド・ビントレー
音楽:ウォルフガング・アマデウス・モーツァルト
<キャスト>
川村真樹、湯川麻美子、小野絢子、長田佳代
山本隆之、芳賀 望、八幡顕光、福岡雄大
大和雅美、寺田亜沙子、伊東真央、井倉真未

これは個人的にすごく私にはまずい演目でした。
というのも、この頃静かな音楽を聴くと、寝不足の時に目をつぶってしまう(寝てないですよ・・・と思う)のです。
今日がちょうどそういう体調でした。
モーツァルトですからねぇ。
キャストもすごく豪華。新国立バレエのソリスト勢ぞろいです。
何回も書いていますが、体型が似ている人たちなので、揃うととっても美しいです。でも、私には未だにどの人が誰かわかりません。どうしたらわかるようになるのでしょうか?
女性の衣装が素敵でした。

 
  「カルミナ・ブラーナ」
振付:デヴィッド・ビントレー
音楽:カール・オルフ
<キャスト>
運命の女神フォルトゥナ:ヴィクトリア・マール
神学生1:クレゴリー・バリノフ
神学生2:八幡顕光
神学生:ロバート・パーカー
恋する女:さいとう美帆
ローストスワン:本島美和


これは豪華です。なんといっても、オーケストラピットに合唱の人たちが入ってましたから。さぞ窮屈だったことでしょう(笑)。
新年にオペラを聞いた時の方が「おお、運命よ」などは迫力がありました。
でも、オーケストラと合唱、独唱を聞けただけでもお徳感があります。

振付も音楽と合っていて、神学生が次々と女に惑わされ、堕ちていく様がよく描かれていました。
と言っても、どうしても前回見た「アンナ・カレーニナ」と比べてしまい、ちょっと物足りなくも思いました。

「カルミナ・ブラーナ」は<春><居酒屋にて><求愛>の三部に分かれています。これらのパートが象徴するのはそれぞれ”愛”、”欲望”、”性愛”だそうです。

<居酒屋>に出てくるローストスワンには驚きました。本島さん、熱演です。
熱演といえば、ロバート・パーカーさんはただ一人、パンツ一枚で頑張ってくれました。(こういうところしか記憶にない・・・)
最後の場面で、男性まで女装していたのは、そういう振り付けですか?
新国立の女性ダンサーが少ないからでしょうか?とっても気になりました。
 
 
次のシーズンからビントレーが芸術監督になり、どう新国立バレエが変っていくのが、すごく楽しみです。
次回は「椿」』を観ます。

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