クレオ・コイル 『億万長者の究極ブレンド』2015/09/17

コクと深みの名推理シリーズの13巻目。


NYのコーヒーハウス、ビレッジブレンドのバリスタたちは、あるお客を恐れていました。
そのお客は毎日現れ、彼らが知らないコーヒーを注文するのです。
彼に闘いを挑んだクレアは、彼と意気投合します。
彼はIT業界では有名な億万長者のエリック・ソーナーでした。
ソーナーがクレアにあるオファーをしようとした時、ソーナーの車が爆発します。
そのためビレッジブレンドはしばらく営業ができなくなり、店を直すために保険金だけでは足りず、お金が必要になります。
家にあるお宝を売りにだすしかないかと諦めていたクレアに吉報が。
ソーナーは命を助けてくれたクレアへのお礼として店を直してくれた上に、NY随一の高級レストランに招待してくれたのです。
そこでソーナーはクレアにビジネスを持ちかけます。
金に糸目のつけない究極の「ビリオネア・ブレンド」を開発しないかと。
ありがたく彼の申し出を受けたクレアですが…。

お金持ちってすごいですねぇ。
私には想像もできないような暮らしをしているんでしょうね。
究極のコーヒーってどんな味なのでしょうか。
まずい、普通、美味しいの3つしかわからない私にはわからない味なんでしょうね。

ただのコーヒーと思っていたのですが、金もうけをしようと思ったらいくらでもできるんですね。
ビジネスセンスが全くない私にはわからない世界です。