小路幸也 『春は始まりのうた マイ・ディア・ポリスマン 2』2019/01/07



東楽観寺前交番に赴任して3年目の巡査・宇田巡は犯罪者が”判る”お巡りさん。
刑事だったのに、何故か交番勤務に回されてしまいます。
彼には高校を卒業寸前のマンガ家の彼女がいて、やっとちゃんとデートができるようになるのが楽しみでした。

そんなある日、幼馴染で音楽事務所社長の市川公太がやってきます。
道を歩いていると白い化け物に出くわして荷物を盗られたというのです。
同じような訴えが3件続けてありました。
早速、捜査を開始する巡。

一方、巡の彼女でマンガ家の楢島あおいは、じつは伝説の掏摸師の孫で、彼女もすばらしい特殊能力を持っていました。
卒業式の帰り道、交番の前にいる男を見つけ、能力を使い身許を調べようとしたところ、その男が警察の者であることに気づきます。
彼は巡を見張っているようですが、その理由は・・・?

2作目なのですが、前作の内容を忘れてしまって、思いだしているうちに読み終わってしまいました(笑)。
今回で巡が交番勤務になった理由がわかります。
警察の闇を描いているのでしょうが、小路さんですから、軽いです。
これが別の作家だったら、もっと重くなるのでしょうね。
すぐ読めて、登場人物たちがいい人たちばかりを望む方用です。