「刑事ヴァランダー シーズン4 ザ・ファイナル」を観る2022/10/02

いよいよ最後のシーズンです。


<シーズン4>
第一話:「白い雌ライオン」
クルトは南アフリカで行われる国際警察会議での講演を頼まれ、南アフリカを訪ねる。
その頃、ケープタウンでスウェーデン女性が行方不明になり、彼女の夫は捜査に不満を持ち、警察署に抗議に来ていた。クルトは彼をなだめるように頼まれる。
彼女は福祉センターに教科書を取りに行って行方がわからなくなっていた。
夫からその福祉センターまでの地図をもらい、クルトは地図を見ながら福祉センターに行ってみる。
そうすると、地図が間違っており、女性は間違った場所に行ってしまったことがわかる。

第二話:「愛の形」
ある夜、車を探していたクルトはバイクに乗った三人の男に頭を殴られる。
それ以来、目がかすんだり、ボーとしたり、約束を忘れたりするようになる。
娘のリンダはシリア人とは別れたらしく、別の人と結婚をし、娘が一人いる。クルトは保育所まで孫のクラーラを迎えに行ったり、いっしょに遊んだりして、いいおじいちゃんになっている。
娘との仲も元に戻ったようだが、義理の息子と彼の父は刑事であるクルトのことをあまりよく思っていないようだ。

クルトの父親が入居していた老人ホームで認知症の女性が行方不明になった。
七年ぶりにホームに行ったクルトはその女性を見つけ、彼女から女性が死んでいるのを教えられる。
亡くなった女性の家に行くと、何者かが押し入った形跡があり、娘が行方不明になっていた。どうも女性はバイカーたちとトラブっていたらしい。

第三話:「失われゆくもの」
クルトは弾の入った銃をレストランに置き忘れたため、停職処分になっている。
医師から若年性アルツハイマーなので、周囲に伝え、準備をするように言われる。

ある日、急に娘がやって来て、日曜の朝から夫のハンスの父、ハーコンが行方不明になっており、警察は型どおりの捜査しかしないので、クルトに助けを求めた。
クルトはハーコンの妻、ルイースに会いに行くが、夫が行方不明にもかかわらず、彼女の態度はそっけなく、不自然だった。

ハーコンの友人のステン・ノルランダーがクルトに会いたいというので、会いに行く。
ステンはハーコンがプーチンが潜水艦をスウェーデン領海に送り込んでいるのをこのまま放置しておくと事故を招き、1980年代の領海侵犯のようになると気にしていたといい、ハーコンは殺されたのかとクルトに尋ねる。
その夜、クルトはハーコンの机の中に隠されていたテープを見つける。
そのテープには1980年代のソ連潜水艦の領海侵犯事件についての議論が録音してあった…。


南アフリカでは女性刑事と何かあるのではと期待していたら、全くありませんでした。彼女はクルトの趣味ではなかったのですね。
第二話では、「リガの犬たち」で出会ったピアニストのバイバがやって来て、クルトと束の間の逢瀬を楽しみます。
そのままいっしょに暮らすのかと思ったのですけど。
最後まで女性に縁のないクルトでした、笑。

最終話でクルトが若年性アルツハイマーだと判明します。
記憶が定かではなくなりつつあるのを感じながらも、クルトはハーコンとルイース夫婦の間の秘密を暴いていきます。
そして最後は、娘リンダが…。

思っていた通りに重苦しい最後でした。
ステンが言っていましたが、国民の六割が鬱って本当でしょうか?
住むなら北欧よりも、もっと太陽の光の溢れた場所が良くなりました。

次に何を見ようかしら…。