大崎梢 『空色の小鳥』 ― 2016/01/07

大崎さんの本では成風堂書店・シリーズや出版社の営業マンの話なんかが好きです。
そういう系統の本かと思って読むと裏切られます。
前に読んだ『ふたつめの庭』に系統としては似てますが、主人公がちょっと屈折しているところが違います。
27歳の独身男子、敏也は亡くなった兄の娘を引き取り育てることにします。
彼と兄は血縁がなく、母が兄の父である大企業のオーナーの後妻に入ったのです。
彼がそうしたのにはある理由がありました。
子育てにまつわるなんだかんだがありますが、いい友人の助けを借りてなんとか子育てをやっていくのですが・・・。
今までとは違う本を書きたかったのかもしれませんが、なんか違うなと思いました。
最初から最後が見えてしまいますもの。
設定に無理があるのかもしれません。
書店シリーズの続行を願います。
思い立って犬を連れて公園に行ってきました。

茶色い毛なので、落ち葉に中に混ざるとわかりずらいですね。
久しぶりの公園で、大はしゃぎの兄です。

見てください。
嬉しそうにしています。
一方、弟は内弁慶の外味噌で、家では大威張りで悪いことをするのに、外に出ると引っ込み思案です。
全く走りません。
この公園まで遠いので滅多に連れてこれません。
犬のために庭のある家に引っ越しましたが、次は公園の側の家に引っ越しましょうかね(笑)。
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