ヴィッキー・ウォール 『オーラソーマ ― 奇跡のカラーヒーリング』2007/03/20

オーラソーマって何となく、占いみたいなものなどと思っていませんか。
実は私もそう思っていました。
オーラソーマはヒーリングに近いものであるということが、この本を読むとよくわかります。

オーラソーマはヴィッキー・ウォールというイギリス人女性が始めたものです。
幼い頃から、彼女は人のオーラが見えたそうです。
彼女の父方の家系にはオーラを見る人がいたそうです。
ヴィッキーは生来のヒーラーで、知らず知らずに人を癒していたそうです。
ある女性は、彼女が何回か訪れ、手を握るだけで、病気がよくなっています。(疑問に思う人がいるでしょうね。私も本当?と思いました)
幼い頃から父親に、さまざまなハーブや花についての知識を与えられ、そのおかげからか家を出てから薬屋で薬の調合をやり始め、クリームや、後にはバランスボトルを作っていきます。
彼女の作ったものは、乾癬や湿疹、おできにきいたりと、思わぬ効用があったそうです。
その後キロポディ(足治療)をやり始め、彼女の治療院は繁盛したようです。
晩年、盲目になったのですが、オーラが見えた人なので、目が見えなくなってもオーラを感じ、誰がいるかがわかり、それほど不便ではなかったようです。
見えなくても、オーラによってその人の本質がわかったようなので、考えようによっては怖いひとですね。

上下二層に分かれているボトルがいろいろな人を癒すということは不思議ですね。
オーラソーマについて知りたい人には、入門書としてはいい本だと思います。
厚い本に見えるのですが、内容が簡単ですから、すぐ読めます。
ヴィッキーさんのような人がいたら、一度お目にかかってみたいですね。ヴィッキーさんでなくても、美輪さんでもいいか。
まだまだ精神世界には入っていけない私です。