ボリショイ・バレエ 「ドン・キホーテ」を観る ― 2008/12/05

12月は舞台鑑賞の月になってしまいました。
まず最初はボリショイ・バレエです。
それにしても、ボリショイのチケットは高い。
そう思いつつ会場に行って、何故高いのかわかりました。
自前のオーケストラを連れてきてたんです。
音がよくて、日本のオケとの違いがよくわかりました。
主役の二人はプリンシパルではなくて、ソリストでした。
ソリストであんなんじゃ、じゃあ、プリンシパルは…と思える内容でした。
12月4日(木) <キャスト>
キトリ/ドゥルシネア ナターリヤ・オーシポワ
バジル イワン・ワシーリエフ
ドン・キホーテ アレクセイ・ロバレービッチ
サンチョ・パンサ アレクサンドル・ペトゥホーフ
<プロローグ>
騎士物語に夢中になったドン・キホーテは、サンチョ・パンサを剣持に選び、偉業を成し遂げるためにでかけます。
ドン・キホーテの人、なかなかコミカルです。
<第1幕>
パルセロナ。
宿屋の主人の娘キトリは床屋のバジルと恋人同士。
しかし、父親は二人の交際を反対していて、金持ち貴族と結婚させようとします。
そこにドン・キホーテが現れ、宿屋の主人を騎士の城主と、キトリを「心の貴婦人」、麗しのドゥルシネアだと思い込みます。
この場の明るいこと。活気に満ちた町の様子がよく現れていました。
<第二幕・第一場>
キトリとバジルは居酒屋に隠れていましたが、父親に見つかってしまいます。
父親は貴族との婚約を発表しようとしますが、バジルはキトリと示し合わして、自ら命を絶つふりをします。
キトリはみんなの前で泣いて見せます。
それを見たドン・キホーテは宿屋の主人に娘とバジルの結婚を認めさせます。
居酒屋で踊る女性が色っぽいと思いました。
スペインなので、フラメンコ風です。
<第二場>
風車のそばのジプシーの野営地。
人形劇をやっていると、ドン・キホーテがやってきて、芝居であることを忘れて、剣を手に舞台へ突進。
風車を邪悪な魔法使いだと思い込み、突撃していきますが…。
風車の羽から落ちるドン・キホーテ人形がちょっとちゃちで笑っちゃいました。
<第三場>
怪我をしたドン・キホーテは森の中を歩いています。
サンチョ・パンサは助けを呼びに行きます。
ドン・キホーテは夢の中で森の精や妖精、あこがれのドゥルシネア姫に会います。
キトリ役のバレリーナがドゥルシネア役もやったのですが、どうも印象が薄かったです。
彼女はキトリのような華やかな役の方が合っているのかもしれませんね。
ドン・キホーテが夢から覚めると、サンチョ・パンサが公爵夫妻を伴い、戻ってきます。
<第三幕>
公爵の城。サンチョ・パンサからキトリとバジルの話を聞いた公爵夫妻は二人の結婚式を城で行うことにします。
三幕が見所です。キトリ役はクルクル回る回る。はつらつとしたキトリです。
バジル役の飛躍の高いこと。
彼はまだ19歳だそうで。若いからできることなのかもしれませんね。
しっとりとしたバレエという感じではなく、明るい、技巧に走りすぎたという意見もあるようですが、力強い、楽しいドン・キホーテでした。(ドン・キホーテでしっとりはありえないか…)
なんといってもボリショイ・ダンサー達の技術の確かさと層の厚さを感じました。
残念ながら、舞台美術と衣装はたいしたことはありません。
どちらかというと田舎っぽいです。
でも、流石ボリショイです。
「明るい小川」は見るつもりがなかったのですが、チケットを買ってしまいました。
まず最初はボリショイ・バレエです。
それにしても、ボリショイのチケットは高い。
そう思いつつ会場に行って、何故高いのかわかりました。
自前のオーケストラを連れてきてたんです。
音がよくて、日本のオケとの違いがよくわかりました。
主役の二人はプリンシパルではなくて、ソリストでした。
ソリストであんなんじゃ、じゃあ、プリンシパルは…と思える内容でした。
12月4日(木) <キャスト>
キトリ/ドゥルシネア ナターリヤ・オーシポワ
バジル イワン・ワシーリエフ
ドン・キホーテ アレクセイ・ロバレービッチ
サンチョ・パンサ アレクサンドル・ペトゥホーフ
<プロローグ>
騎士物語に夢中になったドン・キホーテは、サンチョ・パンサを剣持に選び、偉業を成し遂げるためにでかけます。
ドン・キホーテの人、なかなかコミカルです。
<第1幕>
パルセロナ。
宿屋の主人の娘キトリは床屋のバジルと恋人同士。
しかし、父親は二人の交際を反対していて、金持ち貴族と結婚させようとします。
そこにドン・キホーテが現れ、宿屋の主人を騎士の城主と、キトリを「心の貴婦人」、麗しのドゥルシネアだと思い込みます。
この場の明るいこと。活気に満ちた町の様子がよく現れていました。
<第二幕・第一場>
キトリとバジルは居酒屋に隠れていましたが、父親に見つかってしまいます。
父親は貴族との婚約を発表しようとしますが、バジルはキトリと示し合わして、自ら命を絶つふりをします。
キトリはみんなの前で泣いて見せます。
それを見たドン・キホーテは宿屋の主人に娘とバジルの結婚を認めさせます。
居酒屋で踊る女性が色っぽいと思いました。
スペインなので、フラメンコ風です。
<第二場>
風車のそばのジプシーの野営地。
人形劇をやっていると、ドン・キホーテがやってきて、芝居であることを忘れて、剣を手に舞台へ突進。
風車を邪悪な魔法使いだと思い込み、突撃していきますが…。
風車の羽から落ちるドン・キホーテ人形がちょっとちゃちで笑っちゃいました。
<第三場>
怪我をしたドン・キホーテは森の中を歩いています。
サンチョ・パンサは助けを呼びに行きます。
ドン・キホーテは夢の中で森の精や妖精、あこがれのドゥルシネア姫に会います。
キトリ役のバレリーナがドゥルシネア役もやったのですが、どうも印象が薄かったです。
彼女はキトリのような華やかな役の方が合っているのかもしれませんね。
ドン・キホーテが夢から覚めると、サンチョ・パンサが公爵夫妻を伴い、戻ってきます。
<第三幕>
公爵の城。サンチョ・パンサからキトリとバジルの話を聞いた公爵夫妻は二人の結婚式を城で行うことにします。
三幕が見所です。キトリ役はクルクル回る回る。はつらつとしたキトリです。
バジル役の飛躍の高いこと。
彼はまだ19歳だそうで。若いからできることなのかもしれませんね。
しっとりとしたバレエという感じではなく、明るい、技巧に走りすぎたという意見もあるようですが、力強い、楽しいドン・キホーテでした。(ドン・キホーテでしっとりはありえないか…)
なんといってもボリショイ・ダンサー達の技術の確かさと層の厚さを感じました。
残念ながら、舞台美術と衣装はたいしたことはありません。
どちらかというと田舎っぽいです。
でも、流石ボリショイです。
「明るい小川」は見るつもりがなかったのですが、チケットを買ってしまいました。
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