植村さとる 『Do Da Dancin’ ヴェネチア国際編 5』2009/03/25

遅れてきたダンサー、桜庭鯛子がヴェネチア国際コンクール出場権をかけて、全日本クラシックグランプリで「白鳥の湖」を踊りました。
コンクールでは、天才的なダンサーだけれど耳の聞こえない小泉レナと同点になり、再度どちらが一位かを決めることになります。
鯛子がとった作戦とは、パートナーを変えることでした。
吉と出るか凶と出るか。
コンクールの最中に、パートナーが怪我をしたショックから行方不明になっていた三上が現れます。
彼からヴェネチア国際の本選に残ったメンバーでオールスターバレエ団が結成され、一年間世界を回って公演をすると聞いた鯛子は、俄然やる気を出します。
だって、鯛子はどこのバレエ団にも属していない、フリーのダンサーですから、一年間仕事が確保されるのは嬉しい限り。
でも、最後にはコンクールで勝つことよりも、自分がどんなバレエを踊り、どんなバレリーナになりたいのかを考え始めます。

なんとなく筋がわかりそうですが、でもダンサーって大変な仕事なのだなと毎回思います。
今から大人のバレエは無理でも、観るだけはできるものね。
お金の続く限り、観ますわ。