ローナ・バレット 『本を隠すなら本の中に』2014/07/25

わんこはペットホテルから帰ってきてから、お腹の方が調子が悪いのが続いています。
元気に跳びまわっているので心配ないとは思いますが、熱中症が怖いのでお散歩には連れ出さず、涼しい家で遊ばせています。
ビオフェルミンが犬にもいいそうなので、買ってきて飲まそうかしら。


机の下にクッションを置いておくと、私がパソコンをしている間に寝ていました。
終わるとすぐに起きて、かまって攻撃が・・・。

「本の町の殺人」シリーズの三作目。


「古書と専門書の書店が軒を連ねる、読書家の聖地ストーナム」でミステリ専門書店を開いているトリシアのところに、大学時代のルームメートのパミーが転がり込んできました。
彼女は二週間も家を占領し、店のお客にコーヒーをかけたりして多大なる迷惑をかけ、トリシアの小切手を偽装までしていました。
我慢できなくなったトリシアはパミーに出ていくようにと言います。
その日、出て行ったパミーはトリシアの姉の店のごみのカートの中で死んでいて、トリシアはそれを見つけてしまいます。

パミーに対する罪悪感からか、トリシアはパミーの死の謎を追っていきます。

この本の中に「フリーガン(freegan)」が出てきます。
フリーガンとは「大量生産・大量消費・大量廃棄型の社会を批判する立場から、廃棄物の回収・再利用を生活の一部に取り入れ」ている人たちのことらしいです。
本ではレストランなどで捨てられた食料品を回収しています。
食べられる物を捨てることはもったいないとは思いますが、ごみ箱をあさるのは何か嫌ですね。
お店と話し合って、もらうとかできないのでしょうかね。

本にまつわる事件を期待していたのですが、普通のコージーミステリだったようです。
他のコージーミステリと、新しいボーイフレンドが似てきましたね。