ジェシカ・ベック 『誘拐されたドーナツレシピ』2014/10/28



この頃めっきり甘えん坊になってしまった我が家のわんこ。
私が仕事に行く日の朝、わざとご飯を食べません。
行かない日は、パパが起きても無視。
ママが目を覚まして起き上がる気配がすると、すぐにハウスから出てお迎えの準備をします。
パパがその姿を見て驚いていました。

庭で遊ばせてみると、猫用の超音波に反応しないようです。
耳が悪いのかしら?
それとも猫と犬とでは嫌な音の領域が違うのかしら?
ここ二日ばかり、猫のう〇ちはなくて、気持ちのいい朝が続いています。
このままで行って欲しいです。

ドーナツ屋、<ドーナツ・ハート>のオーナー、スザンヌの活躍するコージー・ミステリの五巻目。


スザンヌは友達のグレースと家に帰るために真っ暗くなった公園を歩いていると、裏切りの木に吊るされた死体を発見してしまいます。
殺されたのは、地域のみんなから愛されていた便利屋のティムでした。
彼を叔父のように好きだったエミリーに頼まれて、スザンヌはティムを殺した犯人捜査に乗り出します。
もちろんグレースと元警官のジョージの助けを借りて。
運よく、恋人のジェイクも手伝ってくれることになります。

ちょうどその頃、<ドーナツ・ハート>では売り上げを伸ばそうと、「ドキドキワクワクの火曜日」という企画を立てて新聞に公告を出しました。
ところが、広告が間違っていて、「ドーナツ1個無料進呈」が「ドーナツ11個が無料進呈」になっていて、押しかけたお客さんでたいへんなことになります。
お客でごった返している時に、何者かがスザンヌが大事にしているドーナツ・レシピ・ノートを盗んでいきます。

ティムの犯人捜しとレシピ・ノートの行方捜しにてんてこ舞いのスザンヌです。

三冊のコージー・ミステリを読んで思ったのは、アメリカの田舎の警察は住民が捜査に口をはさんでも寛容なのかしらということです。
どう考えても、こういうことはないですよね。
あまりにも現実離れしています。
シリーズ物として続いてしまうと仕方ないのでしょうね。