佐野香織 『✚永善堂病院 物忘れ外来』 ― 2019/01/10

特に介護とか老人医療とかの本を読もうとしているわけではないのですが、目につくのがそういう本です。
老後の自分のことが今一番心配なことですものね。
色々と今から研究しておかなければと思います。
が、この本が役に立ったかどうか・・・。
メラノーマ(悪性黒色腫)を患い、彼にふられ、会社も辞め、未来へ希望の持てなくなっていた佐倉奈美は、引き籠りのような生活をしていました。
奈美のことを心配している親から茨城にいる祖父母の様子を見に行ってみないかと言われ、母から捨てられたと感じた奈美は、祖父母の家に行くことにします。
茨城に行ってから、奈美は道を歩いている徘徊老人を見つけてしまいます。
服に縫い付けられていた永善堂病院の電話番号に電話して、老人を病院に連れて行くと、強引に看護助手として採用されてしまい、奈美は病院で働くことになります。
永善堂病院は永善三兄弟が働く病院で、次男が院長、三男が副院長をしています。
病院には物忘れ外来があり、奈美は主にそこで認知症検査に来る患者と関わることになります。
自分がもしこの病院の近所に住んでいたら、行くかどうか微妙です。
永善三兄弟のどの医師も今一の性格ですもの。
看護助手を名前で普通は呼ばないわよね。
とっても違和感がありました。
問診って考えてみると変よね。
「一日のうちで、朝が一番気分がよい」とか、「食欲がある。食べ物を美味しいと感じる」、「自分は社会の役に立つ、働ける人間だと思う」、「毎日が楽しく充実している」。
こんなんで何がわかるのかしら?
朝が気分いい日と気分悪い日があるんだけど。
社会の役に立つ・・・立っている人、どれだけいるの?
老人にこれ、聞くか。
毎日が楽しいって、普通の人の何%が感じるのかしら?
真面目に考えていくと馬鹿らしくなりますわ。
認知症といっても一絡げにできないことがわかっただけでも、この本を読んだ甲斐がありました(たぶん)。
でも、あまり認知症のことで参考にはならないので、そのつもりで読んで下さい(笑)。
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