花房観音 『シニカケ日記』 ― 2023/12/15
花房観音さんのことは前の職場の人にお勧めの本を聞いた時に知りました。
試しに読んでみてびっくり。あまり人に勧めるような本ではないなと思いました。
今、男性が女性に勧めたらセクハラになるのかな?
この本はどこかのネットの書評に載っていたので、読んでみました。
花房さんは五十一歳の時に死にかけました。
あまり身体の調子がよくないけど、更年期だと思って放っておいたら、ある日、バスの中で気分が悪くなります。
急いで次のバス亭で降りたら動けなくなり、乗車する客を整理する係の人が救急車を呼んでくれ、無事病院に運ばれました。
心不全だったそうです。
転んでもただでは起きない人で、自分の経験を「51歳緊急入院の乱」と名づけて幻冬舎Plusに連載したのを基に書いたのが、この『シニカケ日記』です。
40歳以降の女性は身体の調子があまりよくなくても、仕事や育児などで忙しく、病院にも行かず、更年期だわなんて思って我慢していますよね。
私も職場の健康診断や首の手術で入院した時に、血圧が高いと言われても、家で測るとそうでもないからと放っておきました。
体調はマジにずっと悪かったです。でも首の手術のせいだと思っていました。
後に原発性アルドステロン症を発見していただき、ありがたかったです。
そのままにしておいたら、心筋梗塞や脳出血などを起こしていたかも…。
何事にも運、不運があるんだなと思います。
みなさん、体調がよくない状態が続いたら、面倒でも病院に行って調べてもらいましょう。不調の原因が見つかるかもしれませんから。
花房さんも言っています。
「「なんかしんどいなぁ」
言うてる場合ちがいますよ。
今すぐ病院行ったほうがいいですよ」
「今、気づいた不調は
きっとずっと前からはじまってる」
私はいつ死んでもいいからとか言っていても、コロリと死ねたらいいのですが、そうでないことが多いです。
「限られた人生。
自分をいじめるのは
もうや~めた」
花房さんが言っているように、やめましょうよ。
救急車で運ばれた時のことやら、入院した時のことなど、参考になることがあると思います。
私は健康だから関係ないわなどと思わないで、いつシニカケるかわかりませんから、その時に冷静に対処できるように、備えておくために、読んでもいい本です。
本を買ってくれと花房さんが言っています。
(私は図書館で借りてしまいましたがwww)
参考になる本ということで、次の本を紹介しているので、ここでも紹介しておきます。
後で私も読んでみようと思います。
村井理子 『更年期障害だと思ってたら重病だった話』 中央公論新社
村井理子 『兄の終い』 CCCメディアハウス
門賀美央子 『死に方がわからない』 双葉社
<今日のわんこ>
弟がにわとりの奥さんと遊びました。
後ろの汚いものは気にしないでください。
奥さんはお高いだけあり、まだ音が出ます。このシリーズ、他のも欲しいのですが、どこのメーカーのかわかりません。
弟の歯をものともせず、とても丈夫です。
こうやってハウスに持っていくのが困ります。
こういう時はおやつ作戦です。
おやつを出す音が聞えると、奥さんを置いて出てきます。
鳥のささみの燻製を置いて、マテをします。
燻製の後はチュール。寒くなり水をあまり飲まないので、チュールで水分補給です。
わんこたちはチュールが大好きです。
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