「落下の解剖学」を観る ― 2024/04/02
カンヌ映画祭のパルム・ドールとパルム・ドッグ賞、受賞作品。

人里離れた山荘で、サンドラの夫、サミュエルが転落死する。
事故か、自殺か、それとも殺人か?
やがてサンドラは殺人罪で起訴される。
転落死の当日、サンドラは学生のインタビューに答えていたが、サミュエルが大音量で音楽をかけ始めたため、インタビューは途中で終わる。
11歳の息子のダニエルは犬のスヌープと散歩に出かけ、帰って来た時に雪の上に横たわっている父親を見つける。
サンドラはドイツ人の作家。
サミュエルはフランス人で教師をしているが、作家になりたいという望みが捨てきれていなかった。
ダニエルには視覚障害がある。
息子を迎えに行くはずだったサミュエルが忙しいからと、シッターに迎えを頼んだ時に起った事故が原因だ。
この事故以来、サミュエルは鬱状態になり、医師から薬をもらっていた。
事故の時にイギリスに住んでいたが、医療費がかかり過ぎるため、二年前にサミュエルの故郷のフランスに住むことにした。
サンドラはフランスに住むことに反対だった。
彼らは家では英語を話している。
サンドラは友人の弁護士ヴァンサンに弁護を頼む。
裁判で明らかになっていく夫婦の秘密。
真実は一体どこにあるのか?
フランスの法廷を見るのは初めて…かな?
法廷の場面がメインの映画です。
なんかこれといった証拠もなく、法廷で話し合われているのは推測ばかりのようなんですけど。
検察官がサンドラの本の抜粋を読んだりしましたが、それはいいのかと言いたくなりました。
印象操作ですよね。
わたしはどちらかと言えば妻のサンドラ側なので、サミュエルの言い分にはサンドラ同様怒りを感じました。
妻の才能に嫉妬している夫そのものじゃないですか。
そりゃあ、妻にも色々とありますけど。
可哀想なのは子どものダニエル君。
フランスに来てから山奥に住んでいるためか、週に一回しか学校には行けず、常に父親と一緒なんて、わたしなら嫌だわ。
犬のスヌープが唯一のともだちなんです。

スヌープの本当の名前は「メッシ」です。
最後の出演者のところで一番先に出てきました。
頭の良さそうな犬で、パルム・ドッグ賞を取りました。
気を失う場面があり、わたしは本当に死んだのかと思いました。
サミュエルが自殺か他殺か、それとも事故なのかは最後まで明らかになりません。
観た人がどう思うかですね。
わたしはサミュエルがサンドラへの嫌がらせで自殺したか、サンドラがサミュエルに激怒して衝動的に殺したかの二択だと思います。
まさかダニエル、それともスヌープが…ww。
ちょっと長い二時間でした。
もっとスヌープが見たかったわ。
最後にサンドラに寄り添って寝てあげるなんて、なんて良い子なんでしょう。

見て下さい。
わが家のわんこは寄り添うのではなく、ベッドの上にドンと寝ます。
ベッドの半分を占領しているので、ママは足を縮めて寝ています。
求む、スヌープのような可愛いわんこwww。
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