兄犬だけトリミング2016/12/05

昨日、来年結婚予定の姪がやってきました。
彼女は兄犬のファン。
彼はトリミングをして帰ってきてからずっと姪に抱かれていました。


初めてのトリマーさんでこんな感じになりました。
冬なのであまり短くカットはしてくれませんでした。
すぐに伸びてボサボサになってしまいそうですね。

トリミングの後は、いつもは寝ているのですが、昨日は姪に抱かれていたため眠れず。
そのためか昨夜はぐっすり眠れたようですが、今朝、私が6時過ぎに起きてベッドに連れて行くと、ベッドでも寝ていました。
よっぽど疲れたのでしょうね。


兄犬はカット前なのでボサボサですね。
ヨーキーの弟は少し毛を伸ばしたいので、来週、シャンプーだけをしに行きます。


弟はかわいい顔を撮れるのですが、兄はカメラが大嫌い。
おやつで釣らない限り、なかなかかわいい顔がとれません。

川瀬七緒 『潮騒のアニマ 法医昆虫学捜査官』2016/12/03



見かけだけはかわいくなった弟犬。
どういう顔をすればいいのかわかっているような気がします。

身体の色も少しずつ変化しつつあります。
顔が茶色のままですが、白くなっていくのかしら?

昆虫学の観点から事件現場を洗うという、変わったミステリーの五作目。


伊豆諸島の神の出島でミイラ化した女性の遺体が見つかる。
首つりの跡があったことから自殺と断定されたが、警視庁から岩楯警部補が派遣され、通常とは違う遺体の状態から昆虫学者の赤堀が出動する。
赤堀は遺体に虫の被害が少ないことに疑問を抱く。
遺体はハスキー犬がどこからか引きずってきたようだった。
一体彼女はどこで首をつったのか。
そして、短期間でミイラになるようなところはどこか。
島中をさがしますが見つからない。
赤堀がハスキー犬に特定外来生物のアリが付着していたことに気づき、アリがどこにいるのか捜し始めたことから事件は意外な方向へ。

ウジ虫ちゃんが出てこないので、それほど気持ち悪くはないかと思ったら、そうでもなかったです。
今回はアリが気持ち悪いです。
日本のどこにでもいるアリは人を噛みませんが、外来種は噛みますから怖いです。
1匹ではそうでもなくても集団になるとアリでも力を持つんですね。

獣医さんと赤堀先生の仲はどうなるのかと思いたいのですが、赤堀先生は普通じゃない女性ですからどうもならないようです(残念)。
次はどんな虫がでてくるのか、怖いけれど楽しみなシリーズです。

アンドレアス・グルーバー 『黒のクイーン』2016/12/02



弟犬は遊ぶのが大好き。
特にボールがお気に入り。
私が庭で花の手入れをしていると、早くやってよとボールを見つめて立ち上がっています。



『夏を殺す少女』、『月の夜は暗く』に続く三作目。
シリーズではなくて、それぞれの本の主人公は違います。
今回の主人公は保険調査専門の探偵、ホガート。
別れた女が忘れられないという、ちょっと女々しい男です。

プラハの展覧会で絵が焼け、その調査をしていた女性調査員が行方不明になりました。
彼女の安否と絵画保険詐欺の件を調べるためホガートはプラハへ飛びます。
プラハで知り合った女性探偵と共に絵画盗難事件を調べるうちに、いつしか連続殺人事件へと足を踏み入れていきます。

チェスが事件の鍵になっています。
チェスにはなじみがないので、あまりピンときませんでしたが、プラハは一度訪れたことがあったので、懐かしく思いました。
水よりもビールの方が安かったのを未だに覚えています。
飲めればと残念でしたが(笑)。

初期の作品だったらしく、主人公があまり魅力的ではなかったので前の二作ほど楽しめませんでした。

原田マハ 『デトロイト美術館の奇跡』2016/12/01



自動車の街と言われたデトロイト市が2013年に財政破綻をし、デトロイト美術館の所蔵作品を売って負債の穴埋めをしなければならないか・・・というところまで追い詰められていたなんて、知りませんでした。
この本はデトロイト市とデトロイト美術館がどう危機を乗り切ったかを描いたものです。
その背後にはデトロイト美術館を愛する人たちがいたのです。

表紙の絵はセザンヌの描いた妻、オルタンス。
セザンヌは妻の絵を油絵だけでも29点描いているそうです。
彼はモデルが微動だにしないのを好んだらしく、モデルはみな逃げ出し、妻だけが残ったらしいです(笑)。
結婚して子供ができても銀行家である父親からの仕送りがこなくなるのを恐れて、10年以上も妻の存在を隠し続けたそうです。
絵では食べていけないものね。

この絵を元に4つの本当にあった物語が書かれています。
「アートは友達。デトロイト美術館は友達の家」
そういう思いを持った人たちが、市の持ち物であるデトロイト美術館が残るように立ち上がったのです。
彼らの考えたデトロイト美術館生き残りの道とは・・・。

上野の森美術館で『デトロイト美術館展』が開催されています。
この本を読むと、展示されている絵画の価値が倍増しそうです。
本当ならアメリカに行きデトロイト美術館を訪れたいぐらいです。
絵はできれば所蔵されている美術館でみたいですものね。
美術展は1月21日までやっています。
月曜日と火曜日には写真撮影できるようです。
私は体力と気力が湧いたら行ってみるかもしれません。
風邪をひきたくないので、人ごみは避けますが・・・。

前田司郎 『道徳の時間 /園児の血』2016/11/30



前田さんの本を初めて読みました。

「道徳の時間」
小学校5年生2組で「浣腸」が流行っていました。
初めの流行の時はみんながやられていたのに、次の流行時には特定の女の子だけが男の子たちの標的にされていました。
彼女は成長するときれいになるのが垣間見られる子で、男の子たちは彼女のことが気になっていました。
女の子たちは敏感にそれを感じていて、彼女は「浣腸」されるのが好きなのだと思ってほっていました。
担任は「浣腸」が流行っているのを知っていましたが、まだ注意するには早いと判断してほっておいたのですが・・・。

「浣腸」という遊びに潜むもやもやっとした微妙な思春期以前の子どもたちの雰囲気がよく描かれていると思いました。
小学校5年生って大人をおちょくるところがあり、あつかいずらい年代ですものね。
担任の先生は我が子の担任にはなって欲しくないタイプです。
「浣腸」される子の、特に一人だけ標的にされている女の子の気持ちがわからないなんて、ちょっと鈍感すぎです。

「園児の血」
幼稚園児が大人のような口調でしゃべっていておもしろいのですが、だから何っていう感じで、それが楽しめたらそれでいいんじゃないという感じです。

1時間もかからないで読める本でした。

子どもって何を考えているのかわからないのですが、彼らなりに何か考えているんでしょうね。
もう一度戻りたいとは思いませんが、自分はその頃、何を考えて生きていたのか知ることができたらおもしろいかなとは思います。


大田黒公園の紅葉2016/11/29

荻窪にある大田黒公園まで行ってきました。
前回は緑だったイチョウは黄色く色づいていました。


25日(金)から12月4日(日)までライトアップです。
紅葉も赤くなっています。





いつもよりも人が来ています。
カップルの鴨もいました。


相変わらず仲がいいですね。






何の花(かな?)かわかりませんが、丸くてかわいらしい形です。


この庭には花があまりありません。


めずらしく黄色い花が咲いていました。

紅葉は来週ぐらいがいいようです。

佐伯泰英 『お断り 鎌倉河岸捕物控 29』2016/11/28

この頃ますますかわいくなった弟犬。


舌が出ているのが愛嬌があっていいですね。
あまりかわいがると兄犬が嫉妬するので大変です。



江戸に辻斬りが横行していました。
切られた相手は山城淀藩に始まり、出羽山形藩などの大名家のものでした。
辻斬りはなかなかの腕前で、奉行所に妙な投げ文まで届いていました。
政次たちの活躍は如何に。

大名貸しの借金踏み倒し。
一方的な債務放棄なのですね。
貸した方は大変です。

次回は豊島屋の息子の祝言で豊島屋と松坂屋のご隠居たちと金座裏の親分が京に行くことになります。
若親分が親分の助けなしで、どのような働きをするのか楽しみです。

アンドレアス・グルーパー 『月の夜は暗く』2016/11/26



ミュンヘン市警の捜査官ザビーネの母親が誘拐されたと父親から連絡がきました。
母は大聖堂で見つかり、残虐な殺され方をしていました。
父はすぐに母の誘拐のことを警察に知らせなかったため容疑者として扱われることになります。
捜査から外されたザビーネですが独自に事件を調べていきます。
そうすると母以外にも奇妙な殺され方をされた女性たちが見つかります。
ザビーネはたまたまやってきた連邦刑事局の腕利き変人分析官スナイデルに取り入り、一緒に犯人を追うことになります。

ヨーロッパの童謡って残酷なものがあるんですね。
子どもって思ったよりも純真ではなく残酷な面を持っていますものね。

おもしろかったので、もう一つの作品『黒のクィーン』も読んでみようと思います。
シリーズになるといいのですが。

海野つなみ 『逃げるは恥だが役に立つ 1~8』2016/11/23



ドラマが人気らしいので、ドラマは見ずに原本の漫画を読んでみました。

森山みくり、25歳、心理系の大学院を出たのですが、派遣切りでその後の就職できず。
実家に依存するのもなぁ~、ということで苦肉の策で、独身会社員・津崎平匡36歳の家事代行として週1回働くことに。
ところが父の退職に伴い両親が田舎に引越することに。
折角いい職場を得られたのに、辞めるのも・・・。
そういうわけで急遽考えたのが、契約結婚です。
家庭=職場、雇用主(夫)=津崎、従業員(妻)=みくり。
互いの両親と挨拶をし、籍は入れず同居するけど寝るのは別々、どう考えても無理があります。
津崎の会社の同僚たちは二人の結婚に疑問を持ち始めます・・・。

恋愛に奥手でうじうじはっきりしない津崎と恋愛にトラウマがある妄想女子みくり。
そんな二人の関係が同居することにより変わっていきます。

みくりの独身のおばさんの百合さんと風見さんの関係がどうなるのかが私的には一番気になるところです。
(百合さん役は石田ゆり子さんだとか。漫画の百合さんとは違うイメージですね)

契約結婚というところが面白い設定でしたが、だんだんとただの恋愛物になっていっています。
後はどうみくりが自立していくかって話ですかね。

絵は下手だけど、おもしろい漫画でした。


柚月裕子 『あしたの君へ』2016/11/21

この頃、かわいくなってきた弟犬です。


この頃、毎夜毎夜に犬が「ワン…ワン…ワン…」と1テンポ置きつつ吠えます。
弟がたまに夜中に吠えることがあったので、また弟犬だと思い弟にうるさいと怒っていたのですが、昨夜、兄が吠えていることに気づきました。
ごめんね。
いつもなら一回電気をつけてダメというと止めるのですが、昨夜はまた吠え始めました。
仕方ないので、兄犬を抱いてベッドに入り、初めて一緒に寝ました。
(我が家は獣医からのアドバイスと衛生面などを考えて犬とは別に寝るのです)



柚月さんの検事シリーズが好きです。
続きを期待していたのですが、これは検事ではなくて家庭裁判所の見習い調査官補のお話です。
見習い家裁調査官補は先輩から「カンポちゃん」と呼ばれるそうです。
かわいらしい呼び名ですね。

裁判所職員採用総合職試験に合格した望月大地は三カ月の前期合同研修後、一年間の実務修習のため九州の県庁所在地にある福森家裁に配属されました。
調査官は裁判官の指示で、犯罪を犯した少年少女やその保護者と面接したり、事件を調査、離婚調停の立ち会いなどをして、裁判官が判断の参考にする資料を作成するのが仕事です。
ひとつひとつの案件には色々な背景があり、語られない真実があり、それを突き止めていかなければならないのです。

自分がこの仕事に合っているのだろうかと常に自問する大地。
周りの先輩たちはそういう彼をフォローし、叱責し、励まし、いい調査官に育てあげようとしています。
人間、若いうちに迷わなくなったらお仕舞という気がします。
自信が過信になってしまってはダメですから。
特に人間を扱う仕事ですから、まだまだ若い大地はたくさん迷って欲しいですね。

検事シリーズに比べると内容的な深みが今一つな感じですが、シリーズになっていくとおもしろくなりそうです。

家庭裁判所といえば、昔読んだ漫画の『家栽の人』(「裁」ではなくて「栽」です)を思い出しました。
この漫画の主人公は裁判官でしたが、調査官もでてきます。
両方ともにあまり身近ではない家庭裁判所がどんなお仕事をしているのか、垣間見られる内容です。
一緒に読むことをお勧めします。