江原啓之 『スピリチュアル ワーキング・ブック』2006/08/11

江原啓之の仕事についての本を買ってみました。
江原さんが言っていることで、一番私たちが思っているのと違うことは、「適職」と「天職」は違うということです。
よく好きを仕事にしたいといいます。
でも、江原さんによると、「適職は自分の技能を生かせる仕事」で、「天職はたましいが喜ぶ仕事」なのです。
「適職」=「自分に向いた仕事」を見つけたいときは、生きがいや使命感は脇に置いて、自分の技能だけを客観的に見て判断するように。
仕事の場はたましいを磨く経験を与えられる場であると割り切って考えた方がいいようです。
仕事の失敗や挫折、上司や部下、取引先の人間関係で悩むことも大切な体験で、たましいの課題だといいます。
そう割り切って考えると、仕事から与えられるストレスが少なくなるし、仕事の壁も突破できるそうです。
こういう風に考えられると、「ニート」はいなくなりますね。

本の中の、私がいいと思った言葉を載せてみます。

「夢こそ、感動の源です」

「出会った人は、すべて縁ある人です」

「天職の場合は「相手のたましいが喜ぶこと」をすればいいのです。やがてそれが自分のたましいの喜びにつながります。一方、適職の場合は「この仕事で、会社や社会がどう喜ぶか」ということを考える必要があります」

「出会う人はみんな自分を映しだす「鏡」なのです」

「自分は自分で育てる」

「ストレスの本質は、愛情の電池切れです。心が淋しがっているのです」

すべてうのみにするのではなく、なるほど・・・と思える言葉を取り入れていければいいですよね。