「ALWAYS 三丁目の夕日」&「おくりびと」を観る ― 2010/01/15
お正月休みに、めったに見ない邦画を見ました。評判になるだけあって、おもしろかったです。
まず、1つ目は「ALWAYS 三丁目の夕日」。

私、吉岡君と薬師丸ひろ子が夫婦なのだと思っていました。違うんですねぇ。
薬師丸さんは優しいけれど、芯のあるお母さん。
堤さんが熱血お父さんで、怒り狂った場面には笑ってしまいました。
吉岡君は茶川という東大出の売れない作家役。
吉岡君は茶川という東大出の売れない作家役。
ちょっとだらしない役で、びっくししました。
彼と元踊り子で居酒屋をやっているヒロミの恋にはホロっときました。
昭和三十年代の町並みと人情に古きよき日本を見ました。
二つ目は、「おくりびと」です。
二つ目は、「おくりびと」です。

本木君はとってもとっても素敵な俳優になりましたね。
彼の演じる納棺師には様式美があります。
同僚と今日話したのですが、酒田に彼女がお世話になったおばあさんが一人で住んでいたので、面倒を見に、月に一回は酒田に行っていたそうです。
残念ながらおばあさんは年末にお亡くなりになりました。
お葬式の時に三人の女性の納棺師が『おくりびと』のようにやらせてもらいますと言って、映画と同じように清め、納棺してくれたそうです。
自分の時も、あのようにされたいと思ったそうです。
自分の時も、あのようにされたいと思ったそうです。
映画の中で、納棺師を職業にした大悟に向かって幼馴染や大悟の妻の言う言葉は現代人の死生観を表しています。
死というものが「汚らわしいもの」になってしまっているのです。
久しぶりに見た、本当にいい映画でした。
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