英国ロイヤル・バレエ団 「ロミオとジュリエット」 ― 2010/06/27
英国ロイヤル・バレエ団の前回の公演の時よりも、今回の方が感動しました。と言っても前回見たのは「シルヴィア」と「眠れる森の美女」ですから、感動よりも綺麗とか素敵とかですよね。
「ロミオとジュリエット」 2010年6月27日(日)13時
振付:ケネス・マクミラン
《キャスト》
ジュリエット:マリアネラ・ヌニェス
ロミオ:ティアゴ・ソアレス
マキューシオ:リカルド・セルヴェラ
ティボルト:ギャリー・エイヴィス
ベンヴォーリオ:ヨハネス・ステパネク
パリス:ヴァレリー・ヒリストフ
キャピュレット公:クリストファー・サウンダース
キャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアン
エスカラス(ヴェローナ大公):デヴィッド・ピカリング
ロザライン:ララ・ターク
乳母:ジェネシア・ロサート
僧ロレンス:ベネット・ガートサイド
モンタギュー公:ベネット・ガートサイド
モンタギュー夫人:フランチェスカ・フィルピ
「ロミオとジュリエット」 2010年6月27日(日)13時
振付:ケネス・マクミラン
《キャスト》
ジュリエット:マリアネラ・ヌニェス
ロミオ:ティアゴ・ソアレス
マキューシオ:リカルド・セルヴェラ
ティボルト:ギャリー・エイヴィス
ベンヴォーリオ:ヨハネス・ステパネク
パリス:ヴァレリー・ヒリストフ
キャピュレット公:クリストファー・サウンダース
キャピュレット夫人:エリザベス・マクゴリアン
エスカラス(ヴェローナ大公):デヴィッド・ピカリング
ロザライン:ララ・ターク
乳母:ジェネシア・ロサート
僧ロレンス:ベネット・ガートサイド
モンタギュー公:ベネット・ガートサイド
モンタギュー夫人:フランチェスカ・フィルピ

「ロミオとジュリエット」の振付が違うのを3種類見ました。マクミランのが一番シンプルでした。
三幕なんか単純そのもの。ジュリエットとロミオが一晩過ごし、ロミオが帰っていき、そこに親がパリスを連れてやってきて、ジュリエットにパリスとの結婚を無理強いします。
困ったジュリエットが僧ロレンスのところに泣きつき、薬をもらい、パリスとの結婚を承諾する振りをして、その夜薬を飲み仮死状態に陥ります。
その後はすぐに墓場の場面になります。
その後はすぐに墓場の場面になります。
ロミオが僧ロレンスからの伝言を受け取れなかったなどということは説明もされていません。
「ロミオとジュリエット」は有名ですから、そんな説明はいらないといえばいらないですよね。
トイレで並んでいると、バレエをよく見るらしい女性二人が大声で話しているのが聞こえました。どうもヌニェスとソアレスは夫婦らしく、「見つめあうのがいつもより長いわね」などと言っています。
ヌニェスはかわいらしいジュリエットでした。
乳母と人形を取り合っている場面など、本当に恋をまだ知らない少女という感じでした。
ジュリエットがだんだんと恋を知り変っていく様子のことをよく言われますが、ヌニェスのジュリエットはそんなにすごい変化は感じられませんでした。
最後まで10代の少女らしいジュリエットです。
両親にパリスとの結婚を迫られる場面なんか、本当に嫌そうで、かわいそうになりました。(ここらへんから私の隣の女性は泣き始めました)
両親にパリスとの結婚を迫られる場面なんか、本当に嫌そうで、かわいそうになりました。(ここらへんから私の隣の女性は泣き始めました)
ソアレスはブラジル生まれなので、ちょっと濃いロミオで、最初は違和感があったのですが、途中から全然気にならなくなりました。
意外とベビーフェイスで、若気のいたりで馬鹿なことをしてしまうロミオです。
仮死状態のジュリエットと踊る場面はどちらも大変じゃないかと思いました。
仮死状態のジュリエットと踊る場面はどちらも大変じゃないかと思いました。
他の振り付けではリフトなんかなかったような気がしますが(さだかではない・・・?)
身体をだらんとしたようにしながらリフトされるのって嫌じゃないかしらね。
「ロミオとジュリエット」の私の楽しみといえば、何と言っても「三馬鹿トリオ」です。
この三人が出てくれば、どういう踊りをやるのか、興味津々になります。
マクミランの振付はそれほどではありませんでした。残念。
ノイマイヤーの「三馬鹿トリオ」が好きかも。
とにかく全幕、ヌニェスとソアレスのラブラブさが感じられました。
カーテンコールでは幕が開くと二人はキスしてましたから。
場内が明るくなっても拍手はなりやみませんでした。
場内が明るくなっても拍手はなりやみませんでした。
今までで一番長いカーテンコールだったようです。
吉田都さんの公演のチケットは手に入らなかったので、英国ロイヤル・バレエ団はこれで終わりです。
次は本場ロンドンで見たいものです。
次は本場ロンドンで見たいものです。
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