Clementine 「ANIMENTINE-plus~BOSSA DU ANIMĒ」2011/05/12



この頃の私のお気に入りは、フランスの歌手、クレモンティーヌ(Clēmentine)さんのアルバムです。
クレモンティーヌさんは、あのサントリーのノンアルコールビールテイスト飲料オールフリーのCMで聞こえてきた、「ボンボンバカボン、バカボンボン」を歌っている人です。
CMには独特のゆるさがあります。クレモンティーヌさんの和む歌声にのり、「たそがれる」というのがぴったりのCMです。
フランス語でボサノバ風バカボンの歌を聞くと、「ボン」が「bon」に変わり、バカボン・メドレーもしゃれた歌になります。

このアルバムに収められている曲はすべて日本のアニメの主題歌で、フランス語と英語で歌われています。例えば、「崖の上のポニョ」や「おどるポンポコリン」、「ゲゲゲの鬼太郎」、「タッチ」、「キャツアイ」など。
聞きながら、日本語って擬音語と擬態語に富んでいて、これがいい味を出しているなぁと思いました。「ボンボン」とか「ポーニョポニョポニョ」、「ゲ、ゲ、ゲゲゲノゲー」、「チュウ」など他の言語の中に入っているのに、違和感なく、聞いていてとっても心地いいのです。

私の一番のお気に入りの歌は「はじめてのチュウ」と「ロマンティックあげるよ」です。ライナーノーツを読むと、クレモンティーヌさんも「はじめてのチュウ」がお気に入りだそうです。この2曲、実は英語です。

いろいろとストレスの多い日常ですが、彼女の歌を聞いてボーとしています。