有川 浩 『旅猫リポート』2012/12/09



かわいい本が続いています。
今度は猫が主人公です。

三毛猫(本当の意味では三毛ではないらしい)のナナはご主人のサトルと一緒に銀色のワゴン車に乗り旅をしています。
ナナを貰ってくれるという友人のところまでナナを連れて行くのです。
とこらがナナはサトルとずっと一緒にいたいので、色々と猫ながら画策をしておじゃんにします。
サトルはサトルで駄目になるたびにホッとしています。
さて、一人と一匹の行きつく先は・・・。

色々なことがわかってきて、最後の旅では泣かせらせます。

実家で猫を飼ってはいましたが、それほど思い入れはありませんでした。
知らない間にいなくなり、死んだ姿をみてはいません。
ひょっとすると昔の猫は言い伝えどおりに死ぬ時に飼い主の前からいなくなっていたのかもしれません。
今は外に遊びに出してもらえなかったりするから飼い主の前で普通に死んでいるのかもしれませんね。
実際はどうなんでしょう。
猫がこの本のように主人に忠実という話は聞いたことがありませんが、色々と想像を喚起する存在というだけは確実なようです。

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