ピーター・トレメイン 『翳深き谷』2014/01/12



モアン国王の妹にしてアイルランドのドーリィ(法廷弁護士)でもある修道女、フィデルマは兄より任務を与えられます。
未だ古の神々を信奉しているグレン・ゲイシュに赴き、国王の代理として族長ラズラとキリスト教の教会と学問所を設立する折衡をするというものです。
サクソン人修道士エイダルフと共にグレン・ゲイシュに向かい、もう少しで着くという時に、三十三人の若者が生贄のごとく並べられているのに出くわします。
グレン・ゲイシュに着くと、管轄権のおよばないはずの”アード・マハのオルトーン”の使節がどういうわけか来ていました。
折衡をしようとしましたが、族長ラズラと評議会の間で話がまとまっていないので、話になりませんでした。
最後の話し合いの前夜、使節のローマ派の修道士が殺され、たまたま通りかかったフィデルマが死体を調べようとかがみ込んだところを兵士に見つかり、犯人と思われ、拘束されてしまいます。
頼りになるのはエイダルフのみ。
さて、エイダルフにフィデルマを助けることができるでしょうか。

フィデルマは才色兼備ですが、それだけではありませんでした。
美声の持ち主なのです。
うらやましいですわ。
その一方、エイダルフは着いた日に飲みすぎて二日酔いになってしまい、男を下げました。
でも、フィデルマの窮地を助け、男を上げました。
二人の仲はモアン国王もみとめていますが、どうなるんでしょうね。

次が楽しみなシリーズです。




今日は神社に行ってきました。
わんこも連れて行き、一時間以上も歩いたのですが、全く疲れを見せていません。
もらった犬用お雑煮があったので、一生懸命歩いたご褒美に食べさせることにしました。
普段のドッグフードよりも美味しいらしく、ものすごい勢いで食べています。
入っていた鶏肉は大き過ぎ、食器の外に出したので、細かく切ってあげるとぺロッと食べました。
食いしん坊ですね。