柚月裕子 『検事の本懐』2014/08/04



最後の証人』がおもしろかったので、他の本も読んでみることにしました。
ヤメ検弁護士・佐方貞人がまだ検事をしていた頃の話です。
五話載っています。
何故、佐方が検事を辞めたのか、その理由がなんとなくわかる内容です。

「人間性には年齢は関係ない。その人間が持つ懐の深さは、生きてきた時間の長さではなく、そのなかで培われた価値観や倫理観によるものだと思う。若くても懐が深く底が見えないやつもいれば、歳をくっていても底が透けて見えるやつもいる」

彼の家族と生い立ちも書かれており、佐方の「法よりも人間を見る」という姿勢は検事になる前から培われていたのですね。


さて、前回、日本橋で鰻を食べたのですが、あまりおいしくなかったので、リベンジということで、今度は上野に行ってきました。


ここはお値段は鰻の大きさの違いだと前に聞いていたので、竹を選びました。
皮があるかないかわからないほど、鰻がふっくらとしています。
やっぱり鰻はこうでないとね。

夫は鰻の骨が刺さったとバカなことを言っていました。
食べ方が悪かったのかしら?

上野の不忍池では蓮の花が咲いているはずですが、夕方だったので花が閉じていました。



咲いている頃に来たいけれど、ちょっと無理かな・・・。