イーデン・フィルボッツ 『だれがコマドリを殺したのか?』2015/04/24



これは復刻版だそうです。
いかにも昔の・・・という感じですが、意外な展開にびっくりしました。

医師のノートンは金持ちの叔父からある女性と結婚しなければ財産は渡せないと言われていました。
ある日、彼は心を奪われる女性に出会ってしまいます。
彼女はダイアナと言い、綽名がコマドリでした。
彼女の父親が怪我をした時にノートンが駆けつけ、適切な手当てをしたのがきっかけで出会ったのです。
二人は激しい恋におちますが、ダイアナの方にも親しくしている男性がいて、ちょうど彼に求婚されたところでした。
ダイアナが結婚を急いたため、ノートンは叔父が彼女と結婚したら財産をくれないということをはっきり言わないまま、結婚してしまいます。
このことが後に災いをもたらします。

結婚後、ダイアナが叔父とのことを知り、その時から二人の間は急激に冷えていきます。
ダイアナは夫の嘘を許せず、復讐を思いたつのです。
医師の妻という座に嫌気をさしたダイアナは女優になると言い出します。
しかし、体調が思わしくなくなり、身体のどこが悪いのかノートンや他の医師もわからないまま、ダイアナは亡くなります。
ダイアナが亡くなる前に父親に当てて書いた手紙に、ノートンが自分を殺そうとしていると書いてあり、ノートンは毒殺の疑いで逮捕されてしまいます。

ダイアナ(コマドリ)を殺したのは誰なのか。

私はあるところまで推理できましたが、最後のところが違いました。
まだまだ修行が足りません。

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