読んだ本2019/12/29

お正月前にトリミングに行ってさっぱりしたイヌたち。
特に兄は一ヶ月ごとにいかないと、汚い犬になってしまいます。


ソファの上にパパのジャージがあったので、その上で土かきをすると・・・。


静電気で耳と尻尾の毛がボサボサになってしまいました。


弟はしっかりした毛なので、ボサボサにはなりません。
今日はいい匂いがするので、しっかりと抱いてあげました。
たぶん、夜にはバッチイ臭いがついているでしょう(笑)。

さて、今年最後の本の紹介です。


小早川涼 『料理番旅立ち季節 新・包丁人侍事件簿4』
江戸城の台所人・鮎川惣介は将軍・徳川家斉の召し出しに応じるために料理をしている時に、この世の人とは思えないような悪臭を放つ女を目撃する。
家斉からは昆布を見せられ、難題を押しつけられる。
困った惣介は桜井雪之丞の所に押しかけるのだが・・・。

このシリーズも最終回。
旅立つのは惣介ではなく、娘の鈴菜と息子の小一郎。
それぞれが親元から飛びだって、自分の道を歩き始めます。

太田詩織 『櫻子さんの足下には死体がうまっている わたしを殺したお人形』
正太郎は法医学を学ぶため、医学部受験に向けて勉強を始めました。
そんな頃、怪しい新聞記者が正太郎に会いにきました。
彼は正太郎と櫻子が次々と死体を発見することを怪しんでいました。
彼の疑惑を解くために、彼の見せた写真の頭蓋骨の謎を解いてみせることになります。

なかなか終わらない、このシリーズ。
教唆犯・花房との対決はいつになるのかしらねぇ。

椹野道流 『最後の晩ごはん 閉ざした瞳とクリームソーダ』
元俳優の海里は定食屋で働きながら、町のカフェバーの舞台に出ることを目標に朗読を学んでいます。
ある日、カフェバーに目の見えない女性が現れます。
彼女のことを思いやり、海里は行動したのですが・・・。

同じ頃、昭和時代のレシピの再現をしている定食屋の主の夏神の元に、新聞記者から取材の話が・・・。

海里と夏神の二人の運命が変わってきています。
次はどうなるのか。

風野真知雄 『耳袋秘帖 眠れない凶四郎3』
妻を殺され、不眠症になった同心の凶四郎は、今日も夜回りに行きます。
江戸には武家屋敷にばけ猫が出たり、神社の灯籠が動いたりと、不思議がいっぱい。
凶四郎はその不思議を町奉行根岸の指図の元、探っていきます。
その中で、妻の実家の秘密を知ることとなります。
さて、凶四郎は妻殺しの真相に迫ることができるのか。

妻の仇を取った凶四郎のお話はこれで終わりでしょうか?
町奉行の根岸は実在の人物だそうです。
変わった人情味溢れる奉行が江戸時代にはいたのですね。

樹林伸 『ドクターホワイト 千里眼のカルテ』
    『ドクターホワイト 神の診断』
早朝の公園に白衣しかまとわず、倒れていた美少女。
その少女を編集者の狩岡将貴は知り合いのいる高森総合病院へ運ぶ。
少女は自分の名前は白夜だと言ったっきり、他のことは何もしゃべらなかった。
彼女はどこで学んだのか、驚くべき診断能力を持っていた。
狩岡は彼女を自分の家に引き取る。
一方、経営の危機にあった高森総合病院は彼女の診断能力を高く買い、彼女を病院の診断協議チーム(DCT)の一員として迎入れる。

一体百夜は何者なのか。
彼女のような人がいたら、病人が押しかけて大変でしょうね。
何せ、検査をしなくても大体の病気はわかっちゃうんですから。
面白い医療小説です。

≪漫画≫
キリエ 『HERO ~4分間のマリーゴールドbefore~』
救命士になったばかりの花巻みことと同期の消防士・九重との友情のお話。
みことは九重の最期の姿を知っている。
そのため・・・。

黒田いずま 『美術館のなかのひとたち 1~3』
間違って買ってしまいましたが、楽しめました。
地方の美術館のお話。
美術館には人の前に絶対現れない幽霊のような館長さんを始め、個性豊かな(?)人たちがいます。

そのほか、『コウノドリ 29』、『きのう何食べた? 16』、『3月のライオン 14』も読みました。
どれも良かったです。

今年の本の紹介は今回で終わりです。
来年も面白い本に出会いたいです。

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