北尾トロ 『危ないお仕事!』2006/06/08

この本は題名で買いました。
『危ない仕事』って何だろう、原発の作業員?やくざ?麻薬の密売人?近頃始まった駐車違反を取り締まる人も考えようによっては危ない仕事ですよね。

この本に載っているのは、「万引きバスター」、「私立探偵」、「警察マニア」、「超能力開発セミナー講師」、「タイの日本人カモリ屋」、「メルマガ・ライター」、「フーゾク専門不動産屋」、「イケナイ、スレスレ主婦」、「ダッチワイフ製造業者」、「我が青春の汁男優」の面々です。
どこが危ないのか?疑問が湧いてきますが。
私が考えたのは、命が危ない仕事でしたが、この本の「危ない」は別の意味でしたね。

「万引きバスター」では、へ~こんなことやるんだ、と変なところで感心しました。
私は天地天命にかけて、万引きはやったことはありません。
万引きした友だちから消しゴム(?)をもらったことはあります(同罪でしょうか)。
ところが、挙動不審の所があり、(相棒曰く)怪しい人に見られるとのことです。
コンビニに荷物の入ったトートバッグを持って行ったら、よく店員につけられます。
失礼なといつも思っているのですが、行動がどうも人とは違うらしいのです。
しっかりと品物の裏側を見て、何が入っているのかをチェックしています。
華麗にステップを踏んでまっすぐ歩いていたのに、急に方向転換をします。
やっぱり変か・・・。

「ダッチワイフ製造業者」では、フムフム、生身の女のように作るのって大変ね、とか男はこんな物が欲しいのかと変な感心をしました。
風俗に行く奴より、ダッチワイフを買う奴の方がまだ許せるか?難しいところです。どっちも嫌ですね。

まあ、世の中私なんかに想像もできない世界があるということですね。