手塚治虫 『ブッダ』2006/06/10

たまたま図書館に行ったら、手塚治虫の描いた『ブッダ』が置いてありました。
前に読んだことがあるはずですが、もう一度読んでみました。

人も動物もみな苦から逃れられない運命であるのは何故か?ブッダは悩みます。
そして、生きていることが苦なのに、なにを好んで苦行をするのかと思い、苦行を止めてしまいます。
驚いたのが、ブッダがもてることもてること。常に女性が迫ってきます。
人間的なブッダです。

『ダ・ビンチ・コード』ではキリストとマグダラのマリアが夫婦で子供がいたとか。
人間的な神様、仏様、別に良いじゃない。
(などというと宗教界から弾圧が来るでしょうか?私は有名人じゃないので、大丈夫でしょう、笑)
漫画『ブッダ』は教典に忠実ではないとのこと。
手塚さんの空想の産物なのですね。
でも、ブッダを知るいい手がかりになると思います。
まあ、私的には『シッタカブッタ』の方が好きですが、笑。