パブとコスプレ2006/07/17

NHKのBSではたまにいい番組をしています。
昨夜見たのは、『こだわりライフ ヨーロッパ』「地域社会の輪はパブから」と、『NY街物語』。

イギリスといえばパブ。おいしいビールと料理が食べられるところで有名ですが、地方のパブの存続が難しいといいます。
去年地方のパブの活性化を図り、チャールズ皇太子が乗り出したそうです。
番組で紹介されていたのが、イギリス北部ヨークシャー州、スタンフォース村のパブです。
お姉さんからパブを買い取り、昨年からパブの持ち主になったケビンさん。
人口280人ほどの街の要に彼のパブがなるように奮闘している姿が描かれていました。
老人達のためにランチの日をもうけたり、一人暮らしの老人のところに食事を持って行ったり、パブによく来る老人の誕生会を開いたりと、いろいろなことをやって、地域の住民たちの交流の場に、彼のパブがなっているのです。
よくよく考えてみると、日本にはパブのようなところがありませんね。
デイケアセンターなんて行っても老人しかいないし…。
イギリスのパブみたいなところがあると、年をとっても人と交流できていいだろうなっと思います。

『NY街物語』では毎回NYに住んでいるいろいろな人たちが出てきます。
今回は19歳のデザインの勉強をしている女の子の話です。
彼女は幼い頃から日本のアニメが好きで、自分でアニメの主人公達の衣装を作ったことをきっかけに、デザインの勉強を始めたそうです。
彼女は今もコスプレを続けていて、インターネットを通じて同じような趣味の人たちと交流を続けています。
知らなかったのですが、全米のコスプレ大会があるそうです。
この大会では2人1組になり、衣装のできを競うそうで、衣装は全部手作りだそうです。
日本のアニメが意外にも、アメリカで根付いているのですね。

本当のところはわかりませんが、イギリスやアメリカの生活を見てみると、日本より豊かに思えたりします。
特にヨーロッパの都市など、緑が豊かで、ところどころに公園があり、ベンチに座ってボーとでき、旅をしたときなどホッとしたものです。
東京を歩いていても、座れるところがなくて、疲れ切ってしまいます。
人に優しい都市を目指して欲しいですね。

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