殿ヶ谷戸庭園に行く2012/04/22

学生時代に国分寺の近くに住んでいましたが、殿ヶ谷戸庭園のことは知りませんでした。
国分寺駅の南口を出て2分ぐらいのところに、この庭園はあります。
駅から近いからか、大田黒公園と比べると訪ずれる人が、それも60歳以上の人の割合が圧倒的に多いです。大田黒公園は子どもの遊び場も兼ねているようで、子供が駆けずり回っていました。ここは危なくて走れませんね。
久しぶりに外出したのが嬉しいのか、大きな声で童謡を歌い始める女性なんかがいて、ちょっとびっくりしました。


入ってすぐのところに八重桜があり、満開でした。



殿ヶ谷戸庭園は「国分寺崖線の段丘崖と崖下部の礫層から浸出する湧水を利用し、武蔵野の雑木林の風致を生かして作られた近代の別荘庭園」。
「大正2年~4年に江口定條(後の満鉄副総裁)の別荘として整備され、昭和4年には三菱財閥の岩崎家の別邸となり、昭和49年に都が買収」。
「庭園の名称は、昔この地が国分寺村殿ヶ谷戸という地名であったことに由来」するそうです。(パンフレットから)
昨年、国指定名勝になったそうで、入場料は150円でした。




若芽の緑が綺麗です。
遠くにピンクの花が見えました。


何の花かまったくわかりません。後で調べてみると、ハナモモというのだそうです。


モモの花にも色々な種類があるのですね。
大田黒公園にはそれほど花がなかったのですが、ここはたくさん花が咲いています。
萩のトンネルや藤棚があります。咲くと見事なのでしょうね。


道ばたを見ると色々な花が咲いています。花の名前を知らないことが残念に思えます。そろそろ図鑑でも買って勉強しましょうか。








竹林があり、竹が風にそよぐ音が耳に心地よく響きます。


タケノコが顔を出しています。


竹林を過ぎると、二郎弁天池があり、鯉がいて滝が流れています。



馬頭観音の石碑がありました。


紅葉亭という休憩所があります。部屋もあり借りられるようですが、貸切だったらしく人声がするだけで、中は見られませんでした。



紅葉亭の後ろに竹で出来たししおどしがありました。


イチョウの小さな葉がかわいいです。


緑の濃淡が綺麗です。


庭園に咲いているヒトリシズカは見られませんでしたが、入り口に植木鉢があり、咲いているのが見られました。


なんという名前が忘れましたが、変わった花です。



鳥の声も聞こえ、なんとも気持ちのいい庭園です。四季に応じた花が咲くようなので、これからも訪れてみようと思います。