青崎有吾 『体育館の殺人』2013/02/09



雨の日、ある高校の体育館にある舞台で殺人が行われました。
刑事袴田は嫌な予感を覚えながら、現場に赴きました。
案の定、現場には妹の柚乃が・・・。
殺されたのは放送部部長の朝島。
体育館は密室状態で、疑われたのが柚乃の属する卓球部の部長佐川だったため、柚乃は兄を無視し学年一位の裏染に助けを求めることにします。
裏染は<百人一首研究会>という部員が一人もいない部の部室に暮らすアニメオタクで、柚乃が条件に出した15万円という金に釣られ、体育館という密室での謎解きに挑んでいきます。

第22回鮎川哲也賞受賞作品で作家は大学生だとのこと。
この賞がどういうものかは知りませんが、たぶん正統派推理小説にあげる賞なのでしょうね。
大学生が書いたものですから、人生経験が足りないせいか、舞台は学校というのはいたしかたないのでしょう。
期待して読んだわりには、途中で止めようかと思ったほどです。
高校生のなんだかんだなんてあまり興味ないですから。
貸してくれた人が、「そう言わずに最後まで読んで」と言ったので、読み続けましたが、私の好きな人間関係とかその他諸々のことはあまり書いてありません。
謎解き役も突拍子もない子で、現実味ないですわ。試験ですべての教科で100点を取り、学校に住んでいる奴っているわけない。
まあ、まだ若いですから、これから色々と経験を積んでいって、おもしろい推理小説を書いてもらいたいですね。
などと偉そうに書いていますが、ようするに私好みの本ではなかったということで・・・。