小湊悠貴 『若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話 1~2』2025/03/22

美味しそうな表紙買いですw。


『若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 北鎌倉ことりや茶話』
秋月都は25歳。東京の調理師専門学校に通った後に保育園の調理師になり、転職して一年ほど「花園家事代行サービス」に勤めている。
調理師免許を持っているので、料理の担当だ。

休日に独り暮らしをしているアパートで料理を作っていると、会社から電話が来た。
最年長スタッフの佐伯がギックリ腰になってしまい、代わりに新規のお客さんでお試しプランの料理を希望している方のところに行ってもらえないかというのだ。

北鎌倉の羽鳥家は花桃屋敷と呼ばれていて、羽鳥一成と各務恭史郎というふたりの男性が住んでいた。
一成は和服を着た無表情の男性で、恭史郎は背の高い、青年実業家というような男性だった。
一成は和菓子職人で、恭史郎とふたりで、店頭販売をやっていない、ネット販売と受注専門の和菓子屋を営んでいるという。
実は都の父親は山梨県で和菓子職人をしているのだが、都は和菓子に嫌な思い出があり、和菓子は苦手だった。
その日、都は依頼人のリクエストでアジフライを作り、料理が気に入られ、定期契約プランを契約する約束をしてもらえる。

都は羽鳥家で働くうちに和菓子への苦手意識を克服し、一成のめいの家出や甘味処「ことりや茶房」の再開などに関わっていくことになる。

『若旦那さんの「をかし」な甘味手帖 2 北鎌倉ことりや茶話』
「桜の章」
都が羽鳥家で働き始めてからもうすぐ一年になる。
茶房の接客担当の一成の姉、瑠花が急用で来れなくなり、都は小料理屋のバイトの経験があることから、急遽、瑠花の代わりを務める。
「藤の章」
恭史郎は花桃屋敷に引き籠もった一成と十数年ぶりに会話をかわし、彼の和菓子に感動し、いっしょに菓子工房をやることになったことを思い出す。
都と恭史郎、そして瑠花の娘のまりなの三人がチケットをもらったのでテーマパークに行く。
「牡丹の章」
茶房で新しいバイトを雇う話が出、都は月に二回、隔週の日曜にバイトをすることになる。
都が家事代行の担当をしている石川苑美は姉にコンプレックスがあった。しかし、姉と鎌倉をいっしょに回るうちに、偶然に「ことりや茶房」に入り、いつしか姉に対するわだかまりがなくなっているのに気づく。
「若葉の章」
一成は老舗料亭の跡取り息子の志貴和仁から常連の客の宴席で出すデザートを依頼される。志貴の料亭が贔屓にしている和菓子屋は一成の兄の店、「翡翠堂」で、一成のデザートが採用されなければ、「翡翠堂」のものになるという。一成のデザートは採用されるのか。

お話はほんわかしたもので、スイスイ読めます。
とにかく美味しい和菓子が出てくるので、嬉しくなります。
「ことりや茶房」のパフェと洋風どらやき、食べてみたいですわwww。

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