米子に行く①(足立美術館)2025/03/24

足立美術館が人気があると聞き、一度行ってみたいと思っていました。
そこで思いきって、行ってきました。
飛行機は出雲空港と米子空港のどちらかの空港を使います。
出雲と松江には大学時代に行ったので、米子空港を使うことにしました。
米子空港はANA、出雲空港はJALなんですね。

米子空港から米子駅までリムジンバスに乗りました。
飛行機は満席に近いぐらいだったのに、リムジンバスに乗る人は少なく、今はレンタカーを借りる人が多いようです。
ホテルに荷物を置いて、米子駅から安来駅まで行き、安来駅前から足立美術館への無料シャトルバスに乗りました。
山陰線の普通列車は一時間に一本です。シャトルバスはこの時間に合わせて運行しています。
帰りの無料シャトルバスの整理券は、美術館に入ってすぐのところにありますので、チケットを見せる前に取っておきましょうね。


入り口から入ると、見える景色です。


庭は自由に写真を撮っていいのですが、絵画や陶芸などは撮影禁止です。
通路に漆芸の素晴らしいものが展示されています。



創設者の足立全康翁が庭を案内しています。


魯山人館。
現在、開館55周年記念特別企画「北大路魯山人」を魯山人館と新館でやっています。
足立美術館が所蔵する魯山人の書、篆刻、陶芸、絵画、漆芸の500点が一度に見られます。
はっきり言って、多すぎて、流すように見ていくしかなかったです。
新館まで見る人は少なく、特に新館の二階は人がいなくて、ゆっくり見られます。
椿鉢と行灯が欲しかったですww。
お皿など、見ただけでは私には良さがわかりませんが、料理を盛った写真があり、魯山人の器は料理を盛ってこそのものだと思いました。
紹介されている魯山人の言葉も含蓄のあるものでした。
魯山人の年表を見ていて気づいたのですが、魯山人って6回も離婚しているんですね。自由人ですかね。


枯山水庭。
喫茶室「翆」ではお茶代千円でこの庭をずっと見ていられます。





池庭。


喫茶室「大観」で食事やスイーツを食べられます。
魯山人館と開館55周年記念特別企画「横山大観の軌跡」を見た後で疲れたので、私はケーキセット(1100円)を頼みました。


「生の額絵」。
人がいつもいるので、こんな感じになってしまいます。



「生の掛軸」。



「横山大観の軌跡」では横山大観の絶筆「不二」が初公開されています。
私は富士山の絵よりは自然を描いた絵の方が好きです。
「春風秋雨」とか「冬之夕」、「紅葉」etc.なんかがいいです。


絵葉書を買ってきたので、「春風秋雨」の桜を載せておきます。
そろそろ桜の季節ですから。

足立美術館の庭は、私は一度見たので、満足しました。
あくまでも私の個人的な感想ですが、足立美術館の庭は整い過ぎた、管理されつくした庭という感じでした。
言ってみれば「陽」の庭ですかね。
もっと「陰」の、俗にいうわびさびの世界観を持っている庭の方が私の好みです。
日本人よりも外国人、特に西洋人好みの庭のように思いました。


帰りに安来駅の中を見てみると、かわいい人形がありました。
全く失念していたのですが、安来は安来節の安来だったのですね。 

コメント

_ ろき ― 2025/03/26 19時29分57秒

米子には行ったことありません。羨ましい。
立派な美術館ですね。かなりの大物の展覧会が2つとなると、確かに疲れてしまいそう。でも良い機会でしたね。
生の額絵や掛け軸が面白い。人間も絵の一部ということでw

_ coco ― 2025/03/26 20時17分00秒

米子は期待していなかったのですが、よかったです。
美術館は期待していたのですが、それほどでもなくて、ちょっと残念。
期待が大き過ぎたみたいですww。
外国の美術館と比べると、規模がそれほどでないですものね。

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