川瀬七緖 『シンクロニシティ』&『水底の棘』2014/09/20

法医昆虫学捜査官』で活躍した赤堀先生に、また会いたくなって、本を買ってしまいました。
文庫本になるまで待てばいいのですが、出たころには忘れてしまいそうですから。


東京都江戸川区葛西のトランクルームから腐乱死体が見つかります。
損傷が激しく、死亡日時も身元特定するのも難しい状態でした。
死体発見現場に蛆と蠅が蝟集していたころから、法医昆虫学者、赤堀の起用が決定されました。
そして、何故か赤堀先生が出てくると、捜査一課の岩楯警部補もおまけに付いてきます。
岩楯はどうも周りから疎まれているらしい若手刑事、月縞と組むことになります。

事件とは関係なさそうな田舎が出てきて、どう繋がっていくのかと思いながら読んでいきました。


三作目は一作目と同じく、捜査一課の岩楯警部補と、西高島平署から南湾岸署に異動した鰐川がコンビを組みます。

江戸川区の河川敷で害虫駆除をしていた赤堀と大吉は、荒川河口の中州で遺体を発見します。
虫や動物による損傷が激しく、身元特定は難しく、死因は絞殺であると解剖医と鑑札は推定。
しかし、赤堀は別の見解を打ちだします。

赤堀をバックアップすべく、岩楯と鰐川は捜査を続け、赤堀は自説を証明するために蛆の解析や独自の行動をとります。

赤堀先生、相変わらずの性格です。
私が見たところ、岩楯と相性がぴったりなんですが。
シリーズが進むうちに、この二人どうにかなるかも、と下世話ながら思っていますわ(笑)。




クッションに寝ている写真が多いですが、何故かというと、床や道にいる時は動き回ってばかりいるので、写真を撮るとボケボケなんです。

今朝、電気のコードがかじられているのを発見。
ケージのところを通って配線していたのです。
早くに気づいてよかったです。
感電死していたかも・・・。