ジェフリー・ディ―ヴァー 『煽動者』2016/11/08



”人間嘘発券器”キャサリン・ダンス・シリーズの最新作。

キャサリンが無実だと太鼓判を押した男が、実は麻薬組織の殺し屋だという情報が入り、キャサリンは麻薬捜査から外され、民間のトラブルを扱う民事部に異動させられてしまいます。
そこでは銃の携帯も許されず、割り当てられたのはコンサート会場で火事だと誤解した観客がパニックを起こし、非常口に殺到。
その非常口がトラックで塞がれていたという事件です。
調べていくと、何者かが仕組んだのではないかという疑惑が・・・。
この事件の後に同じような不可解な事件が続きます。
キャサリンは麻薬捜査から外されたのにもかかわらず、自分の能力を盾に捜査にかかわりつつ、煽動者を追い詰めていきます。

さすが、ディーヴァ―。
思わぬところに彼のお得意のどんでん返しがありました。

それにしても恐ろしい。
もし、コンサートや、エレベーターなどでこういうことが起こったらと思うだけでも冷や汗が出てきます。

期待を裏切らない本です。

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