今日はいい天気2017/10/26

やっと晴れて、お散歩ができました。
犬たちは久しぶりの散歩で嬉しいのか、走ろうとします。
ママは全体重をかけて阻止します(笑)。


家に辿りついてからお座りさせようとすると、弟しかしません。
兄は弟が嫌いなので、一緒に座りたくないのです。


こんな風にそっぽを向いています。
本当は自分一匹で散歩に行きたいのでしょうが、元気のないママは一匹ずつすると疲れるので、一緒に行きます。


満足の笑顔です。(微妙な距離です)

竹内真 『図書館のピーナッツ』2017/10/27



図書館のキリギリス』の続く二作目。
前作では詩織の行動にびっくりしましたが、やっと司書としての自覚がでてきたようです。
自分のことを「なんちゃって司書」などと卑下しているのが気になります。
こんなこと言ったら司書の人たちに怒られるのでしょうが、司書資格って夏休みに一カ月ぐらい集中的に行けばとれちゃうわけで、それほど大変な(お金と一カ月ぐらい通い続けるという根性と体力があれば)資格ではなさそうですが・・・。

詩織の性格がとことんまじめ。
生徒たちの疑問に答えるために頑張ってます。
これってレファレンスっていうんですよね。
学校の司書さんでこれほどやる人ってめったにいないと思います。
そもそも都立高校の場合、図書室に司書がいる割合が減り、今は司書教諭が教科指導のついでにやっているんじゃなかったかしら?
ここに出てくる高校生をみていると結構偏差値の高い高校の話っぽいです。
彼らのような高校生って今時いるのかしらねぇ・・・いてほしいです。

最初にでてくるサンタの話って有名で、クリスマスが近づくたびにテレビなどで紹介されているので、なんですぐにわからないのかしらと思いましたが、それ以降にでてくる村上春樹やオザケン、ピーナッツ(スヌーピーのね)に関しては知らないことだったので楽しめました。
何かを調べるということは楽しいですね。
その楽しさを子供たちに知って欲しいです。

ますます学校司書の仕事にのめりこむ詩織ですが、いいパートナーと出会い、次はどんな展開になるのでしょうね。
そうそう、なんで二人に特別な能力を持っている必要があるのか、ちょっとわかりませんが。
次回、元旦那が現れ、二人は・・・なんてことないかしら(笑)。

クレオ・コイル 『大統領令嬢のコーヒーブレイク』2017/10/30

コクと深みの名推理シリーズの十五作目。


ビレッジブレンドの2号店がワシントンDCに!

政府の仕事をしているため、NYになかなか帰って来られないマイク・クィンに会えないことに耐え切れず、とうとうクレアは彼のいるワシントンへ2号店のマネジャーとして行くことにしました。
お店は1階がコーヒーハウス、2階がNYで働いていたバリスタでジャズ・ミュージシャンのエバンスがマネジャーをするジャズクラブです。
実はジャズクラブには問題がありました。
クラブに出す料理担当のシェフとクレアは上手くいっていないのです。
オーナーのマダムが契約したシェフのホプキンズが作るのはグルメ向けの料理で、ジャズクラブでは不評にもかかわらず、改めようとはしないのです。
困ったクレアはあることをしようと決心します。

もう一つ問題が発生しました。
なんと、あの、アメリカ大統領の愛娘が、アビー・レインという芸名でジャスクラブでピアノを弾いていたのです。
彼女の演奏はすばらしく、才能があるのがはっきりしていますが、両親、特に母親は彼女の才能を認めず、ピアノを止めさせて結婚させようとしています。
クレアはアビーの力になろうとしますが、世間にアビーのことがばれてしまい、店は大混乱に。

殺人は起こらないかと思っていたら、クレア、大ピンチ。
なんと最重要容疑者として指名手配され、マイクと一緒に逃亡する始末。
このピンチをどう乗り越えるのか。

このシリーズでは美味しそうな珈琲がいつも出てきますが、今回はジャズクラブで出すお料理がすばらしいです。
こんなジャズクラブがあったら、行きたいですわ。

アメリカの詩人のラングストン・ヒューズ(1902-1967)の詩が出てきました。
「わたしは夢見る…あらゆる人が自由な世界を…あらゆる人が欲することに一粒の真珠のようによろこびが伴うことを…」
「I Dream A World」という詩の一節のようです。

I dream a world where man
No other man will scorn,
Where love will bless the earth
And peace its paths adorn
I dream a world where all
Will know sweet freedom's way,
Where greed no longer saps the soul
Nor avarice blights our day.
A world I dream where black or white,
Whatever race you be,
Will share the bounties of the earth
And every man is free,
Where wretchedness will hang its head
And joy, like a pearl,
Attends the needs of all mankind-
Of such I dream, my world!

ヒューズはアフリカ系アメリカ人で「ハーレムの桂冠詩人」とも呼ばれており、自由の国アメリカを愛した詩人です。

今までのシリーズとはちょっと違い、今回はマンネリから抜け出したようです。

久しぶりの殿ヶ谷戸庭園2017/10/31

ずっと雨が続いていたので、どこかに出かけるということをしなくなっていました。
身体の調子もよくないこともあったけど・・・。
今日は久しぶりの晴れということで、外出ついでに殿ヶ谷戸庭園へ行ってみました。
国分寺駅の北口はマンションを建てるために工事をしていたのですが、やっと通れるようになっていました。


入り口は雨の影響はあまりないようです。


紅葉にはまだまだはやいようです。


少し色が変わってます。


萩のトンネルは萩の花は終わり、はっぱだけになっていました。


チャノキですが、下を向いて咲いているので、写真に写すのが大変でした。


たぶんノコンギク。


ツワブキ。黄色い花が咲きます。


赤い実がなっています。何の花でしょうか?



ここの水は東京都名湧水57選に選ばれているようですが、飲めるのかしら?


もう少しすると紅葉が見事になるのでしょうね。
二週間後にまた用事があるので、晴れたら来てみようと思います。


マルイにパン屋さんがいくつかありますが、一番新しいパン屋のOZでパンを買って帰りました。
カロリーが高そうです・・・。