「しあわせのパン」を観る ― 2021/01/07

東京でたくさんの大変が貯まってしまい、笑えなくなった妻のことが心配になった夫は、妻に北海道の月浦で暮らそうと言いました。
二人は北海道の洞爺湖の畔でカフェを開くことにします。
店名は妻の好きな絵本の『月とマーニー』にちなんで、「カフェマーニー」にしました。
妻の入れるコーヒーと夫の焼くパン、そして季節の野菜を使った料理がメインのお店です。二階では宿泊もできます。
居心地のいいカフェですので、近所の人たちが常連になってくれました。
夏になると、彼氏に沖縄旅行をドタキャンされたデパート勤務の女性がやって来ました。
秋には鍵っ子の小学生のみきちゃんとお父さんが、雪に埋もれた冬には老夫婦が、そして春には兵庫から手紙が来ました。
夫婦は訪れる人たちに、あったかいご飯で癒やしを与えていきます。
夫の水縞君が言います。
「「カンパニオン」という言葉が好きです。もともとはパンを分け合う人々のことをいい、家族の原点だと僕は思うのです」
マーニーは旅人にパンを分け与える宿泊所みたいなものなのですね。
別に大泉洋を使わなくてもいいんじゃないの、という映画です(笑)。
北海道の景色が主人公の映画です。
実際にあるお店がモデルということなので、洞爺湖に行くことがあったら行ってみるといいかも。(「カフェゴーシュ」HP)
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