「ウィッキド」を観る2007/10/19

仕事帰りにミュージカルを観に行くと、疲れてしまうかな、と思いながらも、「ウィキッド」を観に行ってきました。
「ウィキッド」は「オズの魔法使い」を基にした物語です。

人間と動物が一緒に暮らし、動物が話ができたオズの国でしたが、やがて動物たちの言葉が奪われていきます。
主人公は緑色の肌をしたエルファバ。
彼女はこの肌の色のために父親から疎んじられ、みんなからは距離を置かれています。
話は彼女が足の不自由な妹と一緒に全寮制のシズ大学に入学してくるところから始まります。
彼女はブロンドと美貌でみんなのアイドルのグリンダと同じ部屋で暮らすことになります。
二人は最初は互いに嫌い合っていたのですが、いつしか友だちになっていきます。

エルファバは生来の魔法の力を持っていたので、校長から認められ魔法を習うことになります。
偉大なオズの魔法使いに会い、動物たちの苦境を訴えたいと思っていました。
やがて、オズの魔法使いから招待状をもらいます。
グリンダと共にエルファバはエメラルドシティに行きます。
しかし、オズの魔法使いが動物たちの言葉を奪っていたことを知ります。
オズはエルファバに一緒にやっていこうと言いますが、エルファバは断ります。
怒ったオズはエルファバを「悪い魔女」に、グリンダを「いい魔女」に祭り上げます。
さて、二人の運命はどうなっていくのでしょうか。

普通の劇団ならよっぽど売れない限り、アルバイトは必須だと言います。
ところが劇団四季は給料制で、十分な給料を与えているので、役者たちはアルバイトをする必要がなく、練習に集中できると、浅里さんがテレビで言ってましたが、練習の甲斐があって、どの舞台も飽きないですね。
何回も観に行く人がいるのが、よくわかります。
私的には「キャッツ」が一番かな。
もちろん「ウィキッド」もお勧めです。