「最高の人生の見つけ方」観る2008/06/01

この映画を『最高の人生の過ごし方』だと思っている人はいませんか?「見つけ方」なのです。 
こういう私も「過ごし方」だと勘違いしてました。
まあ、私はよく勘違いするので、またかという感じですが、笑。

監督:ロブ・ライナー
<キャスト>
カーター・チェンバーズ:モーガン・フリーマン
エドワード・コール:ジャック・ニコルソン

久しぶりに見たジャック・ニコルソンは太って、ますます性格悪そうな顔になっていましたが、笑うと可愛いですね。
こんなおやじいそう。
余命六ヶ月、などというと、いかにもお涙ちょうだいの映画と思うかもしれませんが、全く違います。
どちらかというと、笑って終われる映画です。
重い内容をカラッと描いています。こ
ういうように人生を終われると、いいなぁと思えます。

カーターは大学時代に、今の妻で当時のガールフレンドが妊娠したために、大学を辞め、家族を養うために自動車整備士として46年間働いてきました。
彼の趣味は、読書とクイズ。
どんなことでも知っています。
このことから、大学に行けなかったことを残念に思っていることがわかります。
一方、エドワードは実業家で、大金持ち。
娘が一人います。
でも、娘の夫がDV夫であることを知り、追い出してから娘と大喧嘩をし、会っていません。
こんな共通点が一つもない二人が、エドワードの経営する病院で同室になってしまいます。
常に家族が見舞いにくるカーターですが、エドワードの所には秘書以外は来ません。

ある日、カーターが書いていたものをエドワードが見てしまいます。
それは、カーターが大学に行っていた時に、哲学教授が生徒に勧めていた”棺桶リスト”でした。
お互いに余命六ヶ月だと知ったエドワードは、カーターを誘い、死ぬまでにやっておきたいことをやることにします。

ここからがコメディタッチ。大金持ちのエドワードがいるからこそできることですね。
普通の人ならそのうち数個しかできませんわ。
そもそも金持ちのエドワードが何故個室じゃないのかって疑問も湧いてきますけど、笑。
二人は病院を抜け出し、スカイダイビング、レーシングカー競争、ダージマハルやヒマラヤ、エジプトのピラミッド巡りなどをやっていきます。
別に余命六ヶ月でなくてもいいから、エドワードみたいな金持ちとお友達になりたいわ~ぁ。

いろいろなことをしても、やはり最後は家族です。
カーターの奥さんの訴え、「夫を帰して欲しい」を聞き、エドワードはカーターを家族の元に返すために、カーターの一番嫌がることをします。
でも、カーターはわかっていたと思いますよ。
結局最後は、戻るべき所に戻ったという感じです。

さて、自分が”棺桶リスト”を作ったとしたら、どうなるでしょうか?ちょっと作ってみますわ。

コメント

_ keyakiya ― 2008/06/01 10時28分25秒

はじめまして。
>『・・・見つけ方』なのです。
そうですね。と考えれば、遠回りで贅沢な見つけ方ですね。
いかにもアメリカ的でした。

_ CoCo ― 2008/06/01 15時06分07秒

keyakiyaさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

そう、とってもアメリカ的ですよね。
日本では「象の背中」になっちゃうかしら・・・?

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_ Art- Mill  あーとみる - 2008/06/01 10時24分32秒

最高の人生の見つけ方 HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/bucketlist/

今日は水曜日。避けているのに何故か水曜日に吸い込まれるように劇場へ。最終時間だけど、かなりの人の入り。女性客ば

_ soramove - 2008/06/03 07時47分22秒

「最高の人生の見つけ方 」★★★☆
ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン主演
ロブ・ライナー 監督、2007年、アメリカ、96分



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