誉田哲也 『武士道セブンティーン』2010/11/07


今日は酉の市。
入谷カフェでお茶をしてから浅草鷲神社に行ってみました。
なんと行列が続いているのです。どこから続いているのでしょうか。
これでは1時間以上も待つこと確実。
へたれの私たちは諦めて帰ることにしました。
一応写真を撮りましたが、一眼レフは電池切れ(大馬鹿です)だったので、携帯のカメラになってしまいました。


とても神社の境内には入れませんわ。
次回は19日金曜日なので、その時に行かれる方がいいと思います。
私も行かれたら行こうかと思っています。
帰りは好きなパン屋、グーテ・ルブレでパンを買ってきました。


さて、『武士道セブンティーン』。
おもしろいので、続けて読んでみました。
あ、ネタバレになっちゃうかもしれないので、嫌な人は読まないでね。

父親が福岡市内の大学の講師になった関係で、剣道の強豪、福岡南高校に編入学し、高校2年になった早苗です。
彼女、『武士道シックスティーン』の最後に、飛行場で剣道辞めるかもと口走ったのですが、実は違ったのです。
福岡南に入るということは、香織たち東松学園への裏切りと思われると思い、言えなかったのです。
福岡南高校剣道部は東松とは全然違い、勝つことだけが使命。部員も何十人もいて、大会ごとに出場メンバーを変えるというすごさ。
早苗は自分の目指す剣道と福岡南の剣道は違うと感じます。
ここで学べるものはあるのだろうか。
このまま福岡南にいていいのだろうか。
悩む早苗です。

福岡南に変った顧問がいました。吉野といい、インターハイ直前に木刀一本で30人を相手に大立ち回りをやり、そのため試合に出場停止になり、道場での他流試合を挑み四百戦無敗したという伝説の人です。
その彼、早苗の弱点が小手だと見抜き、練習で小手を誰にも取られなくなるまで「お前の苗字は「甲本」ではなくて「河本」だ」なんて。ひどい先生です。
試合も「河本」でエントリーしちゃうんですからね。

今回は吉野先生の言う、「武士道」とは何かを載せてみますね。福岡弁?博多弁?なので読みずらいかもしれませんが。

「武士道相手の戦闘能力ば奪い、戦いを収める。そこが終着点。相手の命も自分の命と等しい、たった一つの命・・・。さらに言えば、試合や稽古で相手をしてくれるのは敵ではなか。常に同じ道を歩む、同志たい。やけん礼に始まり、礼に終わる。そういうこったい」

剣道の奥の深さを、ちょっぴり学びました。
そうそう香織にもいろいろあるのですが、本読んで下さいませ。

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