堂場瞬一 『高速の罠 アナザーフェイス6』 ― 2015/03/12

警視庁刑事部刑事総務課勤務のイケメン、シングルファーザー、大友鉄のシリーズの最新刊。
前作で銃で撃たれた大友ですが、無事に生還し、今は長野県佐久市の実家で療養中の身です。
そんな父を訪ねて、4月から小学校六年生になる息子の優斗が高速バスに乗りやってきます。
ところが、寄居パーキングエリアでのトイレ休憩の時に、優斗が行方不明になってしまいます。
高校時代の友人たちと会っていた大友は長野県警捜査一課の高木から車を借り、すぐに寄居パーキングエリアに駆けつけます。
無事に息子が見つかったのですが、その後、息子が乗っていた高速バスが事故を起こします。
その事故は普通では起こらない事故でした。
管轄違いだからと、被害者の父という立場を超えないようにとしていたのですが。
いよいよ息子まで巻き込まれて事件は大変なことになっていくのか、と思ったら、そうでもなく事件は終わります。
このシリーズはあくまでも大友の心の葛藤が主題ですから、しばらく悩んでいてもらいましょう(笑)。
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