『ボッティチェリとルネサンス――フィレンツェの富と美』展@Bunkamuraザ・ミュージアム2015/04/07



会場に入るとすぐに金貨がありました。


(これではないかもしれませんが、こんなの)
会場を間違えてしまったかと思ったら、15世紀のフィレンツェでは「メディチ家をはじめ銀行家の支援を受けて、芸術家が数々の傑作を生み出して」いたんだそうです。
メディチ家って、芸術家のパトロンで毒殺の得意な一家(笑)という私のイメージなのですが、金融業者だったんですねぇ。
お金を貸すのではなくて、外国のお金と両替することで利益を得ていたとのことです。
どうやってお金を稼いだのかわかりました。

キリスト教徒にとってお金儲けはいいことではなかったはず。
「悪いイメージのお金を、美しい者(芸術)にかえることで、正当化しようとした」んだそうです。


フィレンツェの金持ちたちはこんな結婚式をあげていたんですね。


これはボッティチェリによる「受胎告知」です。
5メートルを超える大作です。
マリアが天使ガブリエルのお告げを聞いて、子供を抱くような身振りをしていますね。


様々な聖母子像が描かれています。
マリア様の顔は素敵なのが多いのですが、なんで幼子のキリストは赤ちゃんらしくないのでしょうか。
ムチムチと太っていて、顔が悟りきった大人のような子憎たらしい(笑)顔をしています。
これってお約束なんでしょうか?
宗教画について調べてみましょうかね。


ランチはいつもは洋食ですが、今回は和食にしてみました。
あまり美味しそうに写っていませんが。

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